エクスプレッションを使用して、ジオメトリのサイズ、シェイプ、方向のランダム化を操作できます。この方法では、同じジオメトリを複数回インスタンス化できますが、各インスタンスはシーン内で異なって表示されます。
インスタンス化されたジオメトリに簡単に変化をつけるには、ランダム化エクスプレッションを使用します。
ツイスト(Twist) アトリビュートをランダム化するには
これで各ツリーに独自の固有 ツイスト(Twist) 値が設定されました。
ランダム化する別の方法は、コレクション エクスプレッションを作成することです。このタイプのエクスプレッションは、コレクション内のすべてのディスクリプションの異なるプリミティブ アトリビュート値に適用できます。
この例では、コレクション エクスプレッションを使用してスライダ コントロールを持つカスタムの XGen アトリビュートを作成します。スライダ コントロールを使用することで、Length、Width、Depth、Twist などのアトリビュートに適用できる、ランダム化された値を生成することができます。
float 値を使用するため、このエクスプレッションは浮動小数(Float)に設定されたままにします。
$a=;
これにより、アトリビュート用のスライダ コントロールが作成されます。
$a*rand(0.1, 3.0)
このエクスプレッションでは、スライダ値がランダム化関数によって乗算されています。これで、プリミティブ アトリビュートを設定して、エクスプレッションによって生成されたランダムな値を使用することができるようになりました。
長さに割り当てられる値が、カスタム アトリビュート スライダの設定に基づいてランダムに生成されるようになりました。
また、randomizer()エクスプレッションを使用して、シーン内の草束のサイズと方向に変化をつけることもできます。