クラスタ デフォーマ ハンドル自体が変換(移動、回転、スケール)されたときに限って、クラスタのデフォメーション エフェクトを生成するかどうかを指定します。相対(Relative)をオンに設定すると、クラスタ デフォーマ ハンドル自体が変換されたときのみに、デフォメーション エフェクトが生成されます。相対(Relative)をオフに設定すると、ハンドルにペアレント化されたオブジェクトの変換によってデフォメーション エフェクトが生成されます。
たとえば、クラスタ デフォーマを使用して、スキニングしたキャラクタの手首ジョイント周辺にスムーズなデフォメーション エフェクトを生成する場合を考えてみます。相対(Relative)をオンにしてクラスタ デフォーマを作成し、手首ジョイントにクラスタ デフォーマ ハンドルをペアレント化すると、肩ジョイントを回しても手首周辺にクラスタのデフォメーション エフェクトは生じません。ただし、クラスタ デフォーマ ハンドルを動かした場合は、手首周辺にクラスタのデフォメーション エフェクトが生じます。既定値はオンです。
変形のスケール係数を設定します。値が 0 の場合はデフォメーション エフェクトは生成されず、0.5 の場合は 50% のデフォメーション エフェクト、1 の場合は完全なデフォメーション エフェクトが生成されます。スライダを使用して、0 ~ 1 の間で値を選択します。既定値は 1 です。
これらの作成オプションの詳細については、デフォーマ オプションの詳細設定(Advanced)を参照してください。
変形可能なオブジェクトのヒストリ(履歴)内におけるデフォーマ ノードのヒストリ順序を指定します。デフォーマの配置の詳細については、変更順序を参照してください。
デフォーマ セットをパーティション内に置くかどうかを指定します。セットをパーティション内に配置すると、メンバがオーバーラップしません。オンに設定すると、使用できるパーティション(Partition To Use)と新しいパーティション名(New Partition Name)のオプショ ンが使用可能になります。既定値はオフです。
すべての既存のパーティションがリストされます。既定では新しいパーティションの作成(Create New Partition)が選択されています。新しいパーティションの作成(Create New Partition)を選択した場合、新しいパーティション名(New Partition Name)フィールドを編集して、新しいパーティションの名前を指定できます。排他(Exclusive)をオンに設定した場合のみに使用可能です。
デフォーマ セットを配置する新しいパーティション名を指定します。パーティションを作成していない場合は、deformPartition というパーティション名にすることをお勧めします。通常、deformPartition という名前のパーティションにすべての排他処理を行うデフォーマ セットを配置します。ただし、パーティションは必要な数だけ作成でき、名前も自由に付けられます。排他(Exclusive)をオンに設定した場合のみに使用可能です。