ロール ボーン動作を定義する

HumanIK ロール ボーン システムを使用して、リムごとに最大 5 つのロール ボーンを追加できます。これにより、キャラクタの上腕部、前腕部、大腿部、下腿部の回転を細かくコントロールできます。

アトリビュート エディタ(Attribute Editor)内のロール ボーン コントロールを使用すると、キャラクタのリムを回転させるときにキャラクタのロール ボーンをどのように動作させるかを定義できます。ロール ノードも参照してください。

ロール ボーン動作を定義するには

  1. 次のいずれかを実行します。
  2. HumanIK ウィンドウで、処理するキャラクタが現在のキャラクタ(Character)として選択されていることを確認します。
  3. > 編集 > キャラクタ定義を編集 > HIK プロパティを編集(> Edit Character Definition > Edit HIK Properties)を選択します。
  4. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)HIKProperties タブで、ロール & ピッチ(Roll & Pitch)見出しを展開します。
  5. キャラクタに定義されたロール ボーンごとに、ロール(Roll)スライダを使用して、関連するキャラクタ リムを回転するときに各ターゲット ロール ボーンが影響を受ける度合いを定義します。

    手足には最大 5 つのロールボーンをマップすることができます。すべてのロール ボーンは同じ手足のボーンにペアレント化されています。ボーンに沿ったロール ボーンの配置と、ロール ボーンごとの回転率は、手足ごとのロール ボーンの数によって決まります。既定では、HIKProperties タブの左脚(Left Leg)右脚(Right Leg)左腕(Left Arm)右腕(Right Arm) セクションで各ロール ボーンに値が割り当てられます。これらの値を調整して、ロール ボーンごとに回転のパーセンテージを変更します。

    たとえば、左前腕ロール 1 (Left Fore Arm Roll 1)ボーンが定義されている場合、左肘のロール(Left Elbow Roll)プロパティは左前腕ロールと左肘間の配分を適切にコントロールします。左肘のロール(Left Elbow Roll)スライダを 0.500 に設定するということは、左腕を回転させると、左肘のロールの 50% が左前腕と左肘のロールの間に配分されるということです。

    (左前腕のロール 1 (Left Forearm Roll 1)ボーンが存在しない場合は、左肘のロール(Left Elbow Roll)は左手と左肘間の配分をコントロールします)

    注: 現在のキャラクタにロール ボーンが定義されていない場合は、関連付けられたロール(Roll)スライダは既定値の 0 に設定されます。

関連項目