HumanIK ロール ボーン システムを使用して、リムごとに最大 5 つのロール ボーンを追加できます。これにより、キャラクタの上腕部、前腕部、大腿部、下腿部の回転を細かくコントロールできます。
アトリビュート エディタ(Attribute Editor)内のロール ボーン コントロールを使用すると、キャラクタのリムを回転させるときにキャラクタのロール ボーンをどのように動作させるかを定義できます。ロール ノードも参照してください。
ロール ボーン動作を定義するには
手足には最大 5 つのロールボーンをマップすることができます。すべてのロール ボーンは同じ手足のボーンにペアレント化されています。ボーンに沿ったロール ボーンの配置と、ロール ボーンごとの回転率は、手足ごとのロール ボーンの数によって決まります。既定では、HIKProperties タブの左脚(Left Leg)、右脚(Right Leg)、左腕(Left Arm)、右腕(Right Arm) セクションで各ロール ボーンに値が割り当てられます。これらの値を調整して、ロール ボーンごとに回転のパーセンテージを変更します。
たとえば、左前腕ロール 1 (Left Fore Arm Roll 1)ボーンが定義されている場合、左肘のロール(Left Elbow Roll)プロパティは左前腕ロールと左肘間の配分を適切にコントロールします。左肘のロール(Left Elbow Roll)スライダを 0.500 に設定するということは、左腕を回転させると、左肘のロールの 50% が左前腕と左肘のロールの間に配分されるということです。
(左前腕のロール 1 (Left Forearm Roll 1)ボーンが存在しない場合は、左肘のロール(Left Elbow Roll)は左手と左肘間の配分をコントロールします)