Extension 3 の基本機能に関する新機能

コンテンツ ブラウザ

新しいコンテンツ ブラウザにはさまざまなデータが集約されており、Maya LT のシーンを構築するのに必要なサンプル、シーン、その他のコンテンツを 1 箇所で見つけることができます。これはサンプル バイザー(Samples Visor)にかわる機能です。Maya LT プロジェクト、ローカル ディレクトリおよびネットワーク ディレクトリ、サンプル ライブラリのファイルに移動し、ビュー パネルにそれらをドラッグ アンド ドロップできます。

詳細については、「コンテンツ ブラウザからファイルを検索して読み込む」と「コンテンツ ブラウザをカスタマイズする」を参照してください。

以前はサンプル バイザー(Samples Visor)から使用できたコンテンツは、コンテンツ ブラウザ(Content Browser)例(Examples)タブで使用できます。

コンテンツ ブラウザ(Content Browser)を開くには、ウィンドウ > コンテンツ ブラウザ(Windows > Content Browser)を選択するか、パネルでパネル > パネル > コンテンツ ブラウザ(Panels > Panel > Content Browser)を選択します。

シーン ファイルのサムネイルとプレイブラスト

シーン ファイルを保存するとき、または書き出すときに、シーン ファイルを使用したサムネイル イメージまたはイメージ シーケンス(プレイブラスト)を作成できるようになりました。これによりコンテンツ ブラウザ内のファイルを識別しやすくなります。 Maya LT (.mlt)、Maya ASCII (.ma)、バイナリ(.mb)または FBX ファイルのサムネイルまたはプレイブラストを使用できます。

ワークフローのビデオと詳細については、「シーン ファイルのサムネイルとプレイブラストを作成」を参照してください。

アウトライナ(Outliner)の機能強化

このため、アウトライナ(Outliner)ではマテリアルセットの操作ができるようになっています。また、アウトライナ(Outliner)のメニューに、使いやすくするための微調整がされています。

新しいディスプレイ > 割り当てられたマテリアル(Display > Assigned Materials)フィルタを使用すると、各オブジェクトに割り当てられたマテリアルを表示できます。また、マテリアル(Material)ノードを右クリックすると、いくつかの新しいコマンドにアクセスできます。

リレーションシップ エディタ(Relationship Editor)でセットの操作を行うためのすべての機能がアウトライナ(Outliner)で使用できます。最新の情報については、「セットを作成および編集する」を参照してください。

また、アウトライナ(Outliner)の検索(Search)フィールドが更新されました。「検索とフィルタ ノード」を参照してください。グラフ内に表示されるノードをフィルタできるように、ノード エディタ(Node Editor)内に同じ検索フィールドが表示されます。

選択の改善点

自動カメラベース選択

新しい自動カメラベース選択(Automatic camera based selection)設定を使用して、シェーディング モードのときにカメラベース選択を自動的にアクティブ化して、ワイヤフレーム モードと X 線モードのときに無効にできます。「選択項目(Selection)プリファレンス」を参照してください。

トランスフォーム ツールの更新

修正 > 変換と一致(Modify > Match Transformations)

新しい変換と一致(Match Transformations)コマンドを使用して、オブジェクトの変換値(移動、回転、スケール)またはピボットをシーン内の別のオブジェクトにすばやく一致させることができます。「オブジェクト アトリビュート値を一致させる」を参照してください。

チャネル バーをキー設定されたチャネル ボックス

チャネル フィールド自体のカラーが変化する代わりに、そのチャネルの現在のキー設定ステータスを示すカラー バーがチャネル ボックスのチャネル フィールドの横に追加されました。キー設定ステータスのカラーは以前と同一です。

LOD の生成時にウェイトをコピーする

LOD の生成オプション(編集 > LOD (詳細レベル) > LOD メッシュの生成(Edit > LOD (Level of Detail) > Generate LOD Meshes) )では、ソース メッシュからスキン ウェイトを生成された低解像度メッシュにコピーするかどうかを指定します。更新情報については、次の項目を参照してください。