ゲートの作成

ランナー システムの作成は、特にランナー システムまたはその一部を手動で作成する場合は複雑な作業となります。ここでは、ゲートの作成時の問題の発生を防止するいくつかの方法を説明します。

パーティング平面の配置

パーティング平面をモデリング平面と見なします。成形品表面の射出位置とパーティング平面との間にゲートを作成します。この作業の主な手順は次のとおりです。

  1. 射出位置を選択します。



  2. パーティング平面を設定します。



  3. スプルーとゲートを作成します(ランナーは省略可能)。ゲートは、射出位置とパーティング平面との間に作成されます。



非表示ゲート

すべてのゲートがキャビティ壁面内に隠れるようにパーティング平面を配置できます。これができているかを確認するには、[キャビティの表示/非表示]をクリックして、キャビティを非表示にし、隠れているゲートを再表示します。

ゲートがキャビティ内に隠れている場合は、パーティング平面を間違った位置に作成した可能性があります。モデリングしたパーティング平面は、実際の金型パーティング平面と必ずしも同じ位置にあるわけではありません。この問題を解決するには、ランナー システムを削除し、パーティング平面を適切な位置に移動して、ランナー システムを再作成します。また、キャビティの向きが適切であることを確認します。