[エネルギー設定]ダイアログ: 一般

解析や gbXML 書き出しに使用する、建物タイプ、地面、場所を指定するには、[エネルギー設定]ダイアログの[一般]セクションの設定を使用します。

これらの設定は次に影響します。

[エネルギー設定]ダイアログを開くには、[解析]タブ[エネルギー解析]パネル (エネルギー設定)をクリックします。

建物タイプ

次のパラメータは、[一般モデル]という見出しの下に一覧表示されます。

予定されているモデルの用途に最も一致する建物タイプを選択します。これは、プロジェクト全体の既定の設定になります。

建物タイプには、その用途に基づいて、建物の一般的な集計表についての想定が含まれています。たとえば、小売店は、年間の利用時間がオフィスビルよりも長く、エネルギー使用が多いと想定されています。

エネルギー解析の準備をするときには、指定した建築タイプの既定の集計表を上書きするために、[建築操作集計表]オプションを使用することができます。また、特定のゾーンのスペースの割り当ても変更できます。

地面

建物の地面の基準として使用するレベルを指定します。

解析では、このレベルより下のスペースが地下と見なされます。地下の壁にはガラスは含まれないなど、地上の壁とは使用される構造が異なる場合があります。

地面 = レベル 1。マス モデルのすべてのレベルにガラスが含まれます。 地面 = レベル 2。マス モデルのレベル 1 からガラスが削除されます。

1 階の一部が地下である建物(斜面に組み込まれている建物など)の場合は、地表に最も面しているレベルを地面として使用します。通常、実行されるエネルギー解析にほとんど違いはありません。

場所

プロジェクトの場所を指定し、[インターネット マッピング サービス]オプションを使用して適切な気象ステーションを選択します。場所は、気象情報に影響するほか、プロジェクトに供給される電力の炭素含有量にも影響します。

地図上で、プロジェクトの場所には赤いピン が付けられます。(より大きなマップを表示するには、ダイアログを展開します)気象ステーションを選択するには、リストまたは地図上で目的の気象ステーションを選択します。選択した気象ステーションは、地図上にオレンジ色のピン で示されます。その他の気象ステーションは、地図上に青いピン で表示されます。

気象ステーションには、「実際の年」のデータを提供する仮想の気象ステーションと、30 年間の気象データ(通常は空港で収集)の平均に基づく例年のデータを提供する気象ステーション(TMY2 などの形式)があります。

プロジェクトの気象ステーションを選択するときは、次の要素について検討してください。