ワークフロー: 建物要素を使用したエネルギー解析のクイック スタート

このクイック スタート ワークフローを使用すると、Revit 建物要素(壁、屋根、ドアなど)で構成される建物モデル全体に基づいてエネルギー解析を実行できます。

注: Autodesk® Subscription の特典として使用できます。

Autodesk® Revit® のエネルギー解析 の操作に慣れていない場合や、既定の設定を使用して基本となる解析を実行したい場合は、このワークフローを使用します。次に、建物要素モデルとそのエネルギー設定を変更して解析を調整する方法については、「建物要素を使用してエネルギー解析を実行する」を参照します。

1. 建物モデルを作成します。
建物要素(壁、床、屋根、ドアなど)を使用してモデルを作成します。
2. エネルギー設定を定義します。
[解析]タブ [エネルギー解析]パネル (エネルギー設定)をクリックします。

[エネルギー設定]ダイアログで、次の項目を指定します。

  • 建物タイプ
  • 場所
  • [解析モード]には、[建物要素を使用]を選択します。
3. エネルギー モデルを作成し、表示します。 [解析]タブ [エネルギー解析]パネル (エネルギー モデルを作成)をクリックします。

プロセスが完成したら、[作業を続行]をクリックします。

エネルギー モデルは[3D エネルギー モデル]ビューで開きます。また、解析スペース集計表と解析サーフェス集計表を確認することで、解析モードのジオメトリを把握できます。

エネルギー モデルの検証と制限事項の詳細については、「建物要素を使用するエネルギー解析 - モデルの検証」を参照してください。

4. Autodesk® A360 にサインインします。
エネルギー シミュレーションを実行するには、Autodesk® A360にサインインする必要があります。

[サインイン] [Autodesk® A360 にサインイン] をクリックして、オートデスク ID とパスワードを入力します。

5. エネルギー シミュレーションを実行します。

[解析]タブ [エネルギー解析]パネル (エネルギー シミュレーションを実行)をクリックします。

[エネルギー解析モデルは既に存在します]ダイアログで、適切なオプションを選択します(エネルギー モデルの作成後に Revit モデルを変更した場合は、[エネルギー解析モデルを更新]を選択して、変更を反映させます。エネルギー解析モデルが生成されると通知されます。エネルギー シミュレーションを続行するには、[OK]をクリックします)。

6. シミュレーション実行の名前を設定し、Green Building Studio プロジェクトを指定します。
[エネルギー シミュレーションを実行]ダイアログで、次の操作を実行します。
  • 解析の名前を指定します。
  • モデルに設定されているエネルギー設定に基づいて新しい Green Building Studio プロジェクトを作成するには、[新規作成]を選択します。
  • [続行]をクリックします。
7. シミュレーション名をクリックします。
解析が完了すると、警告が表示されます。シミュレーション結果を表示するには、警告内の解析名をクリックします。

または、[解析]タブ [エネルギー解析]パネル (結果および比較)をクリックし、プロジェクト ツリーから解析を選択します。

8. シミュレーション結果を確認します。
[結果および比較]ダイアログで、解析結果を表示します。
ヒント: 結果に含めるチャートを選択したり、[結果]タブのエネルギー解析データの表示を設定するには、[設定]タブを使用します。
9. 変更を行い、シミュレートして、比較します。

エネルギー解析モデルを調整するには、必要に応じて建物モデルとエネルギー設定を修正します。削除して、更新したエネルギー モデルを作成します。その後、手順 4 ~ 6 を繰り返し、変更したモデルのシミュレーションを実行します。

シミュレーション結果を並べて比較するには、複数の解析を選択し、ツールバーの[比較]をクリックします。