寸法の[ラベル]オプションでは、グローバル パラメータを作成したり、既存のグローバル パラメータを選択して、寸法の値を制御できます。
注: これらの機能は、Revit 2016 ソフトウェア リリースのAutodesk Maintenance および Desktop Subscription を契約しているお客様のみがご利用いただけます。
- 寸法を選択します。
- オプション バーの[ラベル]で<パラメータを追加>を選択します。
注: また、寸法を選択して右クリックし、コンテキスト メニューで[ラベル]をクリックすることによっても、[ラベル]オプションにアクセスできます。
- [グローバル パラメータ プロパティ]ダイアログで、[名前]を入力します。
既定では、[専門分野]は[一般]、[パラメータのタイプ]は[長さ]か[角度]のいずれかになります(寸法のタイプによって異なり)。パラメータの既定値は寸法の現在の値になります。
- [OK]をクリックします。
- これで、寸法がロックされ(拘束が作成され)、作図領域の[グローバル パラメータ]アイコン
にはグローバル パラメータが割り当てられていることが示されます。
- 寸法にマウスのカーソルを合わせると、ツールチップに[ラベル] (パラメータの名前)と[計算式] (式)が表示されます(設定されている場合)。
- 寸法の参照のいずれかを選択すると(たとえば、2 つの壁の間に拘束があり、そのいずれかの壁を選択した場合)、ラベルと割り当てられているグローバル パラメータの値とともに拘束要素が表示されます。
寸法は、次のいずれかの方法で調整できます。
- [グローバル パラメータ]ダイアログでグローバル パラメータの値を変更する。
- レポート グローバル パラメータのラベルが付いたプロジェクト要素を変更する。この要素は寸法のレポート パラメータ式で使用されます。
グローバル パラメータを編集するには、寸法を選択し、寸法の近くに表示される[グローバル パラメータ]アイコン

をクリックします。[グローバル パラメータ]ダイアログで、必要に応じてパラメータの[値]や[式]を修正します。「
グローバル パラメータを作成する」を参照してください。グローバル パラメータの値を変更すると、モデルの寸法が変更されます。
注: さらに、プロパティ パレットの[値]パラメータの右にあるアイコンをクリックすることもできます。
選択した寸法をグローバル パラメータで制御するには、オプション バー(またはプロパティ パレット)の[ラベル]で、レポート グローバル パラメータ以外のパラメータを選択します。寸法がロックされ、パラメータの現在の値によって制御されます。寸法は、[グローバル パラメータ]ダイアログでパラメータの値を変更する方法でのみ変更できます。