モデル評価ツールキット - ユーザ インタフェース

MAT 環境は、CFD アプリケーションのアドインとして機能します。MAT がアクティブになっていると、リボンに[モデル評価]タブが表示されます。[モデル評価]タブが表示されない場合は、ここをチェックして、MAT のアクティブ化の詳細を確認してください。

解析の管理

MAT 環境に入ると、CAD モデルは各種の解析を段階的に通過し、[モデル評価]タブがアクティブな状態で MAT とともに開きます。ブラウザの[モデルを評価]タブには、各解析の進行状況が表示されます。それぞれの解析が完了すると、緑のチェックマークが表示されます。すべての解析が完了するまでは、[キャンセル]をクリックすることにより実行中およびキューに入っている操作をキャンセルできます。

モデルの解析を再開するには、[モデルを評価]をクリックします。完了していない解析だけでなく、すべての解析が実行されます。

ツールの使用

解析が完了すると、関連付けられている評価ツールが使用可能になります。ツールには、リボンの[モデル評価ツール]パネルのコマンドを使用してアクセスできます。ブラウザの[潜在的なモデルの問題]タブの[モデル評価ツール]ドロップダウンで同じツールにアクセスできます。解析が実行中であっても、使用できる任意のツールをクリックしてモデルを評価できます。

評価ツールの中で、[エッジ長][サーフェス スライバー]、および[パーツのギャップ]の 3 つのツールを使用して、パーツの問題に関してモデルを評価します。[モデル スライバー][モデルのギャップ]、および[干渉]の他の 3 つのコマンドを使用して、組立問題を評価します。

モデル内の潜在的な問題を検出するには、ツールの設定とコントロールを使用します。次の図に、[サーフェス スライバー]ツールがアクティブになっている場合のユーザ インタフェースを示します。設定とコントロールはすべてのツールでほとんど同じです。

パーツの評価」と「アセンブリの評価」のトピックを参照し、各自のモデリングの状況に合わせてツールを使用する最良の方法の感触をつかんでください。

MAT の終了

CFD シミュレーションに対する CAD モデルの準備ができたら、[転送して設定]をクリックします。モデルにさらに作業が必要な場合は、[モデル評価を閉じる]をクリックして CFD と MAT を終了します。MAT 操作によって CAD モデルは変更されません。適切なモデル ジオメトリを完成するには、CAD パッケージで必要な操作を実行する必要があります。CAD での作業が完了したら、モデルを MAT に戻し、CFD の準備ができていることを確認します。