ブラウザ

ブラウザは、ユーザ インタフェースの左端に沿って配置されます。モデル データのさまざまな選択肢はブラウザ内に表示されます。これは、ツリー ビューとも呼ばれます内容は、アクティブな環境(FEA エディタ、結果、またはレポート)によって異なり、解析およびモデル ジオメトリのタイプによっても異なります。ブラウザの内容には、以下が含まれます。

表 1: 環境によるブラウザの内容
FEA エディタ 結果環境 レポート環境
  • 単位系
  • 解析タイプ
  • 平面(スケッチ描画用)
  • 荷重および拘束グループ
  • 部品リストには、以下が含まれます。
    • 要素タイプ
    • 要素データ
    • 材料
    • サーフェス
  • メッシュ(構造または 2D)
  • 座標系
  • 接触定義
  • 選択グループ
  • 単位系
  • 解析タイプ
  • 部品リスト
  • 接触(タイプと力の結果)
  • プレゼンテーション(アクティブな結果ウィンドウ)には、以下が含まれます。
    • ミラー面
    • スライス平面
    • 注釈
    • 組み込んだプレゼンテーション
  • 保存したプレゼンテーション
  • 保存したスライス平面
  • フィルタ モジュール
  • 座標系
  • マスター レポート
  • HTML レポートには、以下が含まれます。
    • 目次
    • イメージ
    • [アニメーション]
    • 解析概要
    • 解析ログ

項目の同様の設定が、モデル内の各設計シナリオのブラウザに存在します。ただし、内容は、一度に 1 つの設計シナリオに対してのみ表示されます。

注: 1 つまたは複数の設計シナリオが解析されている段階の場合、ステータス メッセージは設計シナリオの見出しの右側に表示されます。ステータス メッセージには、準備中、実行中、終了、失敗、およびキャンセルがあります。これらのステータス メッセージは、[ソルバ マネージャ]ダイアログ ボックスにも表示されます。

ブラウザ内のさまざまな特定の項目については、適切なヘルプ セクションのコンテキスト内で説明しています。ブラウザ関連のヘルプ コンテンツの多くは、プログラム ヘルプの「モデルのメッシュ化」「解析の設定と実行」セクションで説明しています。たとえば、要素タイプと要素データは、「解析の設定と実行」セクションの各解析タイプの「要素タイプとパラメータ」ページで説明しています。同様に、結果のプレゼンテーション、ミラー面などは、プログラム ヘルプの小見出し「結果」「ブラウザ機能」ページで説明しています。

ブラウザの表示オプション

既定では、ブラウザは、常に、FEA エディタ、結果、およびレポート環境内に表示されています。幅は調整可能で、高さは固定されています。内容の高さがブラウザの高さを超えると、スクロール バーが右端に沿って表示されます。スクロール バーまたはマウス ホイールを使用して、一覧表示された項目をスクロールします。

ブラウザのサイズを変更する: ブラウザの幅を増減するには、ブラウザのフレームの右端をクリックしてドラッグします。右にある表示キャンバスは同時にサイズが変更されます。幅のサイズを変更するには、固定を解除する必要があります。

ブラウザを固定解除/固定する: 固定された状態を切り替えるには、ブラウザの右端の近くの押しピンのアイコンをクリックします。アイコンが変わり、どの状態が有効であるかを示します。