バリアントを使用すると、シーンの複数のバリエーションを作成することができます。
バリアントを作成する
- をクリックして、[シーングラフ]を開きます。
- をクリックして、[バリアント]ダイアログ ボックスを開きます。
- [バリアント]ダイアログ ボックスで、作成するバリアントのオブジェクト タイプに対応するタブ([ジオメトリのバリアント]、[マテリアルのバリアント]、[ライトのバリアント])をクリックします。
- ノードまたはスイッチ ノードを、[シーングラフ]から[バリアント]ダイアログ ボックスのリスト領域(左側)へドラッグします。
[バリアント]ダイアログ ボックスの左側にノード名が追加され、潜在的な状態やホットキー(作成した場合)が右側に表示されます。
- 状態を有効にするには、[バリアント]ダイアログ ボックスの右側にある状態をダブル クリックします。
現在有効になっている状態は太字で示され、既定の状態はハイライト表示されます。
バリアント セットを作成する
バリアント セット(略して Vset)は、複数のプロパティに対して複数の状態を同時に定義するのに使用します。多くの場合、単独のバリアントは複雑なモデルを管理するのに十分ではありません。たとえば、ロード済みのモデルの特定のバージョンを表現するために数多くの異なるスイッチ ノードが必要な場合などです。バリアント セットでさらに多くの機能が利用できるため、数多くの状態を同時にアクティブにすることができます。コンフィギュレータ用の論理接続を生成できます。
- をクリックして、[シーングラフ]を開きます。
- をクリックして、[バリアント セット]ダイアログ ボックスを開きます。
- [バリアント セット]ダイアログ ボックスのリスト領域(左側)内を右クリックし、[新しいセット]を選択します。
- 新しいセットの名前をクリックすると、名前を変更することができます。
- [バリアント セット]ダイアログ ボックスで、作成するバリアントのオブジェクト タイプに対応するタブ([ジオメトリ]、[マテリアル]、[ライト])をクリックします。
- ノードまたはスイッチ ノードを、[シーングラフ]から[バリアント セット]ダイアログ ボックスの適切なタブへドラッグします。
タブにノード名が追加され、ドロップダウン ボックスにはサポートされる状態が表示されます。
- 状態を有効にするには、ドロップダウン ボックスからそれを選択します。
- (オプション): [一般]タブで、バリアント セットのホットキーを作成できます。
ホットキーや[バリアント セット]ダイアログ ボックスの使用に加え、VRED python スクリプトを使用してバリアント セットを切り替えることもできます。関数 selectVariantSet(name) を使用してください。このとき、name にはバリアント セットの名前を指定します。