[シェイプ/領域シャドウ](Shape/Area Shadows)ロールアウトの[レンダリングで表示されるライト シェイプ](Light Shape Visible In Rendering)オプションにチェック マークを付けることによって、フォトメトリック ライトを自己照明に設定できます。
[レンダリングで表示されるライト シェイプ](Light Shape Visible In Rendering)にチェックマークを付けると、3ds Max の既定値では、[拡張効果](Advanced Effects)ロールアウトの[鏡面反射光](Specular)のチェックマークがはずされます。これにより、フォトメトリック ライトの領域が小さい場合に、不要な効果が発生するのを防ぐことができます。小さいライトの輝度は高く、鏡面反射光を見つけるのが難しいため、レンダリング時に過度に明るいスポットが作成される場合があります。
- 自己照明フォトメトリック ライトの領域が小さい場合は、[鏡面反射光](Specular)のチェック マークをはずしたままにします。
- 自己照明フォトメトリック ライトの領域が大きい場合は(スカイライト、蛍光灯など)、[鏡面反射光](Specular)にもう一度チェック マークを付けると、非常にリアルな効果が得られます。
自己照明フォトメトリック ライトと自己照明マテリアルの組み合わせ
照明器具をレンダリングで表示するには、実際のジオメトリを使用して照明器具をモデリングし、自己照明マテリアルを適用することをお勧めします。
四角形の白いサーフェスは、ライトを表すジオメトリです。
フォトメトリック ライトは同じ位置に配置されています。
ファイナル ギャザーを使用するラジオシティ ソリューションを作成しない限り、問題は発生しません。ファイナル ギャザーでは自己照明が設定されたマテリアルを追加の拡散反射光の光源として処理するため、レンダリング イメージが明るくなりすぎます。
ライトのみに限定した効果
ライトとファイナル ギャザーを組み合わせると、照明が明るくなりすぎます。
この問題が発生した場合は、以下のいずれか、または両方を実行します。
- フォトメトリック ライトの[鏡面反射光](Specular)のチェック マークをはずします。
- この問題による影響を受けるサーフェスを持つオブジェクトの[拡散反射光](Diffuse)のチェック マークをはずします([オブジェクト プロパティ](Object Properties)
[アドバンスド ライティング](Advanced Lighting) [ジオメトリック オブジェクトのラジオシティ プロパティ](Geometric Object Radiosity Properties) [ラジオシティ専用プロパティ](Radiosity-only Properties) [拡散反射光](Diffuse))。