アニメーション キャラクタは、MassFX シミュレーションでダイナミックおよびキネマティックなリジッド ボディとして使用できます。 [ダイナミック](Dynamic) オプションを使用すると、キャラクタはシミュレーションで他のオブジェクトと相互に影響できます。 [キネマティック](Kinematic)オプションを使用すると、キャラクタは、シミュレーションに影響を与えることができますが、それから影響を受けることはできません。 たとえば、シミュレーション内で、アニメーション キャラクタは行く手にある障害物を倒すことはできますが、キャラクタの上に大きな箱が落下してもその動作が変化することはありません。
MassFX のラグドールは、基本的にリジッド ボディの作成と管理の便宜を図るためのものです。 ただし、いくつか非常に便利な機能があります。 たとえば、スキンが適用されたメッシュにボーンを関連付けたとき、ラグドールで、スキンが適用された頂点を基にカスタム リジッド ボディ メッシュを生成できます。
ラグドールを作成するには、リンクされたボーンのセット(Biped とボーン チェーンを含む)内の任意のボーン、またはボーンを参照しているスキン モディファイヤが使用されたメッシュ オブジェクトを選択し、[Create Kinematic Ragdoll](キネマティック ラグドール作成)コマンドまたは[Create Dynamic Ragdoll](ダイナミック ラグドール作成)コマンドを使用します(詳細については、「MassFX ラグドール」を参照してください)。 スケルトンは人間の形でなくても、さらには生物を表現したものでなくてもかまいません。
[ラグドール除去](Remove Ragdoll)コマンドは、ラグドール ヘルパー、ボーン内に適用されたすべての MassFX リジッド ボディ モディファイヤ、すべてのコンストレイントを削除するのに便利です。
ラグドールによって作成したリジッド ボディを個別に編集するには、他のリジッド ボディまたはコンストレイントと同様に、ボーンを選択し、モディファイヤ設定を調整します。 ボーンの共通オプションをバッチ設定するラグドール ヘルパー インタフェースの[ボーン プロパティ](Bone Properties)ロールアウトも使用できます。
ラグドール内の 1 つまたは複数のボーンに対して共通設定を適用するには: