[分配 (スポットライト)](Distribution (Spotlight))ロールアウトは、スポットライト分配が設定されたフォトメトリック ライトを作成または選択すると、[修正](Modify)パネルに表示されます。これらのパラメータにより、スポットライトのホットスポットおよびフォールオフが制御されます。
ビューポートにスポットライト円錐を表示するには:
ライトが選択されている間、円錐は常に見えています。次のように設定すると、ライトを選択していないときも円錐が表示されます。
ライトの円錐のワイヤフレーム アウトラインが表示されます。ビーム角度の輪郭はライト ブルーで、フィールド角度の輪郭はダーク グレーで表示されます。
ビューポートに表示されたスポットライトの円錐
ビーム角度とフィールド角度を調整するには、以下のいずれかを実行します。
既定値では、フィールド角度は常にビーム角度より少なくとも 2 度または 2 単位大きくなるように制限されています。この制限量は、[基本設定](Preferences)ダイアログ ボックスの[レンダリング](Rendering)パネルで変更できます。フォールオフ値の有効範囲は 0 から 10,000 単位です。
ビーム角度とフィールド角度の値が近い場合、ライトは輪郭のはっきりしたビームを投射します。
マニピュレータを使用して、ビーム角度とフィールド角度をコントロールするには:
ビーム角度またはフィールド角度の円にマウスを移動すると、円が赤くなり、ドラッグして調節できます。また、ツールチップにはスポットライトの名前、パラメータ、および値が表示されます。
ビーム角度およびフィールド角度は、スピナーのコントロールと同様にお互いに制限し合います。
スポットライト マニピュレータについてはこの項の最後で説明します。
円錐の表示をオン/オフにします。
ライトの円錐の角度を調整します。ビーム値の単位は角度です。フォトメトリック ライトのビーム角度は、ライトの強度が完全な強度の 50% まで減少する角度です。既定値は 30.0 です。
ライト フィールドの角度を調整します。フィールド値の単位は角度です。
フォトメトリック ライトのフィールド角度は、ライトの強度がゼロ近くまで低下する角度です。既定値は 60.0 です。
前述の手順および後述の「スポットライトのマニピュレータ」で説明しているように、ビーム角度とフィールド角度はビューポートのマニピュレータをドラッグして操作します。
ビームとフィールドの角度をスポットライト パラメータで(スポットライトの視点からシーンを見ながら)調整することもできます。
マニピュレータは、[マニピュレータ](Manipulate)ボタンがオンになっていれば表示され、使用できます。このボタンは既定のメイン ツールバーにあります。マウスをマニピュレータに移動するとそのマニピュレータが赤くなり、ドラッグまたはクリック操作が有効になったことが示されます。また、ツールチップが表示されて、オブジェクトの名前、パラメータ、および値が示されます。
スポットライト マニピュレータの使用に関する詳細は、このトピック冒頭の「手順」を参照してください。
ビーム マニピュレータ - ビーム値を調整するには、ビューポートでビームの円をドラッグします。
フィールド マニピュレータ - フィールド値を調整するには、ビューポートでフィールドの円をドラッグします。
ビームとフィールド角度は、スピナーと同じように相互制限します。