例: フロー設定をアニメートする

Populate フローを設定します。

  1. 3ds Max を起動またはリセットし、グリッドが非常に小さくなるようにパース ビューポートのズームを縮小します。
  2. [Populate]タブへのリボンを開き、[フローを作成](Create Flow)をクリックしてオンにします。
  3. 単一の直線フローを作成するには 2 回クリックします。
  4. 単一のフロー セグメントを作成するには右クリックし、フローの作成を終了するにはもう一度右クリックします。
  5. [修正](Modify)パネルに移動します。[フロー](Flow)ロールアウトで、[方向](Direction)を[前方向](Forward)に変更します。
  6. 3ds Max ウィンドウの右下近くにあるタイム コントロールで、([時間設定](Time Configuration))をクリックします。
  7. [時間設定](Time Configuration)ダイアログ ボックスで、アニメーションの長さを 500 に変更して、[OK]をクリックします。
  8. リボン [Populate]タブ[シミュレート](Simulate)パネルで、[フレームの数](Number Of Frames)も 500 に変更します。
    注: すでにお気づきのように、[フレームの数](Number Of Frames)が現在の[時間設定](Time Configuration)のフレーム数よりも大きい場合、[シミュレート](Simulate)をクリックすると、シミュレーション全体を含めるようにフレーム数が拡張されます。たとえば、既定のアニメーションの長さは 100 で、既定のフレーム数は 300 です。これらの値をいずれも変更せずに[シミュレート](Simulate)をクリックすると、フレーム 300 で終了するようにフレーム数が拡張されます。しかし、[フロー](Flow)パラメータをアニメートするには、タイムラインに沿ってキーを設定できるようにする必要があるため、アニメートする前にフレーム数を調整するのが最も簡単です。

フローの密度アニメートする:

  1. をクリックしてオンにします。
  2. フレーム 0 を表示していることを確認し、[フロー](Flow)ロールアウト[ポータル](Portals)領域で、[密度](Density)スライダを左端までドラッグします。

    スライダに、この設定にアニメーション キーが含まれることを示す、赤い括弧が表示されます。

  3. フレーム 500 に移動し(タイム スライダをドラッグ、または ([最後のフレームに進む](Go To End))をクリック)、[密度](Density)スライダを右端までドラッグします。
  4. をオフにします。
  5. ([最初のフレームに戻る](Go To Start))をクリックします。

シミュレーションを実行する:

  1. [シミュレート](Simulate)パネルで をクリックします。

    シミュレーションの計算中は、3ds Max に進行状況バーが表示されます。

  2. シミュレーションが完了したら、 アニメーションを再生します。

    最初はフローが空です。その後、単一の歩行者が表示され、さらに別の歩行者が表示されます。

    アニメーションが進行するにつれて、歩行者より頻繁に表示されます。

    アニメーションの再生中に[修正](Modify)パネルが開いている場合、ビューポート内で[密度](Density)スライダと人が移動していることを確認できます。

[走る](Running)の値をアニメートする:

  1. を再度オンにして、([最後のフレームに進む](Go To End))をクリックします。
  2. [修正](Modify)パネルで、[走る](Running)スライダを右端までドラッグします。
  3. タイム スライダをフレーム 200 にドラッグします。
  4. [走る](Running)スライダを再度左にドラッグします(走るキャラクタなし)。

    これにより、シミュレーションのフレーム 200 以前に走るキャラクタが表示されるのを防ぎます。

  5. をオフにして、([最初のフレームに戻る](Go To Start))をクリックします。

再度シミュレーションを実行する:

  1. [シミュレート](Simulate)パネルで を再度クリックします。
  2. シミュレーションが完了したら、 アニメーションを再生します。

    前回のアニメーションと同様にアニメーションが開始されますが、フレーム 200 以降に、走るキャラクタが次々に表示されます。