[カメラ IMBlur](Camera IMBlur)オペレータ

[カメラ IMBlur](Camera IMBlur)オペレータは、カメラがアニメートされているときに、パーティクル フロー システムに適用されたイメージ モーション ブラーが正しくレンダリングされない問題を修正します。このオペレータでは、パーティクルがビューポート表示またはレンダラーに渡される前に、パーティクルの速度を調整し、カメラ モーションを考慮します。内部で、パーティクル フロー エンジンはアニメーションに実際のパーティクル速度をそのまま使用し続けます。

[カメラ IMBlur](Camera IMBlur)オペレータを、イメージ モーション ブラーを適用しているイベントに追加します。または、イメージ モーション ブラーをアニメーション全体に適用する場合は、[カメラ IMBlur](Camera IMBlur)オペレータをグローバル イベント(既定では PF ソース 01)に追加し、グローバル イベントでも([プロパティ](Properties)で)[イメージ モーション ブラー](Image Motion Blur)をオンにします。

ヒント: [ライン](Lines)表示タイプを使用すると、オペレータがビューポートのパーティクル モーションに与える効果を簡単に確認できます。

インタフェース

アクティブ カメラを使用(Use Active Camera)
オンにすると、アクティブ ビューポートに割り当てられたカメラが使用されます。オフにすると、別のカメラをオペレータに割り当てることができます。既定値ではチェックマークが付いています。
[カメラ]
[なし](None)ボタンをクリックし、オペレータが使用するモーションを含むシーンのカメラを選択します。これ以降、そのカメラ名がボタンに表示されます。[アクティブ カメラを使用](Use Active Camera)がオフの場合にのみ使用できます。
イベント IMBlur マルチプライヤを使用(Use Event IMBlur Multiplier)
: オンにすると、カメラ モーションにイベントのイメージ モーション ブラーの強度が使用されます(イベントを選択します。 右クリックして、[プロパティ](Properties) [オブジェクトプロパティ](Object Properties)ダイアログ [モーション ブラー](Motion Blur)グループを選択します)。このオプションがオンの場合、イベントのモーション ブラー プロパティを変更したときにオペレータの[強度](Multiplier)値を同期する必要はありません。

または、インタフェースで特定の[強度](Multiplier)値を設定して、カメラ モーションを誇張することができます。既定値ではチェックマークが付いています。

強度
オペレータに固有のブラー値。たとえば、オペレータの[強度](Multiplier)値を 1.0 未満に設定してカメラ モーション ブラーの相対量を削減できます。[イベント IMBlur マルチプライヤを使用](Use Event IMBlur Multiplier)がオフの場合にのみ使用できます。