コンテナの基本設定

[コンテナ](Containers)パネルでは、コンテナ機能を使用するための基本設定を行います。特に、[状態](Status)および[更新](Update)の設定を使用すると、パフォーマンスを向上できます。

インタフェース

[ひとつ前に再保存](Save to Previous)領域

コンテナを 3ds Max 2010 形式で保存する場合に、サポートされていないルール([新しいオブジェクトの追加のみ](Only Add New Objects)または[すべてのロック解除されたオブジェクト](Anything Unlocked))を変換する方法を指定します(「名前をつけて保存」を参照)。

オプションは次のとおりです。

  • [アクセスなし](No Access)継承先はコンテナを開けません。
  • [配置内で編集のみ](Only Edit In Place)継承先はコンテナを開いてその内容を編集できます。

[状態](Status)領域

間隔をリフレッシュ
ここで設定した間隔(秒単位)で、ソース コンテナ ファイルが更新されているかを 3ds Max がチェックします。
ビューポートにステータスを表示
ビューポートにテキスト ラベルでコンテナの状態(「未保存」、「オープン」など)を表示する方法を決定するオプションを以下から選択します。
  • [常時](Always) 各コンテナの個別の[表示](Display) [状態](Status)の設定に関係なく、常にシーンのすべてのコンテナの状態を表示します。
  • [しない](Never) 各コンテナの個別の[表示](Display) [状態](Status)の設定に関係なく、ビューポートのすべてのコンテナの状態ラベルの表示を無効にします。
  • [コンテナ毎](Per Container) [表示](Display) [状態](Status)の設定がオンの場合に限りそのコンテナの状態を表示します。
更新をチェックをオフ
オンにすると、3ds Max ではソース ファイルが継承後に変更されたかどうかを判断するための監視が実行されません。

[更新](Update)領域

この設定によって、コンテナをロードまたは再ロードする際に、3ds Max が更新を自動的に行うかどうかが決まります。

自動的にロード
このオプションをオンにして、ロードされていないコンテナで[ロード](Load)コマンドを使用すると、3ds Max によってコンテナがソース ファイルから自動的に更新されます。
自動的に再ロード
このオプションをオンにして、ローカルのコンテナで[再ロード](Reload)コマンドを使用すると、3ds Max によってコンテナがソース ファイルから自動的に更新されます。

[新しいオブジェクトの追加のみ](Only Add New Objects)または[すべてのロック解除されたオブジェクト](Anything Unlocked)のルールを使用するコンテナを継承して、ローカル定義を保存した場合に便利です。継承した内容はソース コンテナで引き続き更新できます。