Combi コンタ シェーダは、[Depth Fade]、[Layer Thinner]、[Width from Light]の各シェーダを組み合わせたものです。
次の図では、キャラクタが持っているガラスのパネルに水平の青いラインがあります。この青いラインは、カメラの背後にある床のエッジの反射です。
このラインが青い([Near Color])のは、考慮されている距離がガラスまでの視線(カメラからの直接の影付け(ピクセルごと))の距離ではなく、カメラとエッジ自体との距離だからです。
最短距離です。
最短距離と等しいか、最短距離に満たないコンタのカラーです。
最短距離と等しいか、最短距離に満たない幅です。
最大距離です。
最大距離と等しいか、最短距離を越えるコンタのカラーです。
最大距離と等しいか、最大距離を越える幅です。
各レイヤでコンタを細くするために使用される係数です。
たとえば、マテリアルが上位にある場合に 2 パーセントの太さのコンタ、マテリアルが他の (半透明の) マテリアルの背後にある場合に 1 パーセントの太さのコンタ、マテリアルが 2 つのマテリアルの背後にある場合に 0.5 パーセントの太さのコンタを作成する、というようにするには、[Width (%)]を 2.0 に、[Depth Factor]を 0.5 に設定します。
コンタの太さの定義に使用するシーンの光源を指定するには、このボタンをクリックしてライトを選択します。ライトを指定すると、ボタンにライトの名前が表示されます。
シェーダの影響から指定した光源を削除するには、[クリア](Clear)ボタンをクリックします。
ライトへの依存関係によってコンタの幅を細くする場合の最小係数です。
たとえば、[Near Z]の距離での幅 2 パーセントと[Far Z]の距離での幅 1 パーセントとの間で補間され、[Far Z]よりも遠くではマテリアルのレイヤごとに幅が半減し、指定した光源に対する方向にも幅が依存するコンタでは、[Light Min Width Factor]を 0.5 に設定します。