シーンにあるものは、ほとんどアニメートすることができます。[オート キー](Auto Key)機能で自動アニメーション作成を有効にするか、詳細な制御のために[キーを設定](Set Key)を使用してアニメーションを手動で作成します。
3ds Max で新しいシーンを作成すると、アニメーション用に 100 フレームが用意されます。フレームは時間の計測単位です。時間は、タイム スライダで移動できます。シーンで使用するフレーム数や、フレームの表示速度は、[時間設定](Time Configuration)ダイアログ ボックスで設定できます。
[オート キー](Auto Key)をオンにすると、3ds Max では、オブジェクトの変換やパラメータの変更時にアニメーション キーが生成されます。一定範囲のフレームにわたってパラメータをアニメートするには、その範囲の最初と最後のフレームにおける値を指定します。範囲内のすべてのフレームの値は、3ds Max によって計算されます。
アニメーションを編集するには、トラック ビュー ウィンドウを開くか、[モーション](Motion)パネルでオプションを変更します。トラック ビューは、スプレッドシートに似ており、アニメーション キーを時系列で表示できます。アニメーションを編集するには、キーを変更します。
トラック ビューには 2 つのモードがあります。カーブ エディタ モードでは、アニメーションを連続したファンクション カーブで表現できます。この場合、時間経過による値の変化をグラフで確認できます。別の方法として、ドープ シート モードで、キーのシーケンスまたはグリッド上の範囲としてアニメーションを表現できます。