mParticles グルー テストのバインド タイプを[距離](Distance)に設定すると、mParticles グルーは、各パーティクルから別のパーティクル、ディフレクタ、またはグラウンドに対し、「ロープ」のバインドを作成します。この仮想ロープの終点は、アンカーと呼ばれます。
アンカーは、パーティクル シェイプ間の最も近いポイントか、パーティクル シェイプとディフレクタ シェイプの間に配置されます。バインド ロープを作成したら、その長さの制限を指定することができます。ロープの長さは、最短(パーティクルの間隔を保持するスティックなど)、最長、または最短と最長の両方に制限することができます。また、ロープにスプリング プロパティを追加することもできます。
[最小距離制限](Minimum Distance Limit)オプションの効果を示したビデオについては、「最小距離制限(Minimum Distance Limit)」を参照してください。
この設定を変更しても、バインド時のパーティクル間の距離に影響は出ませんが、この制限値を大きくすると、外部のフォースによって動かされたときに、パーティクルはバインドされた状態のままさらに遠く離れます。
[最大距離制限](Maximum Distance Limit)オプションの効果を示したビデオについては、「最大距離制限(Maximum Distance Limit)」を参照してください。
距離の値が最小値よりも小さくなる場合([最小距離制限](Minimum Distance Limit)がオンの場合)または最大値よりも大きくなる場合([最大距離制限](Maximum Distance Limit)がオンの場合)、mParticles グルーは、フォースを適用してパーティクルを離してまたは一緒に動かすことで、分離距離を指定の制限に戻そうとします。フォースの大きさは、[スプリング係数](Spring Coef)の設定と、最小または最大の現在のバインドの長さの相対偏差によって決まります。つまり、距離の指定の最小値または最大値よりも偏差が大きくなるにつれて、適用されるフォースも大きくなります。また、フォースのダイナミクスは、[ダンパー係数](Damper Coef)設定で定義できます。
[スプリング力を有効にする](Enable Spring Force)および[パーティクル質量別調整](Adjust By Particle Mass)オプションの効果を示したビデオについては、「Enable Spring Force and Adjust By Particle Mass」を参照してください。
このオプションは、パーティクル シェイプが互いにとても近い位置にあり(球にタッチする場合など)、通常のバインドの長さがゼロに近くなる場合に使用します。アンカーを衝突サーフェスの下に埋め込むことにより、バインド距離は「人工的に」広がり、バインドされたパーティクルの相対モーションはより自由になります。
[バインド アンカーの埋め込み](Bury Binding Anchors)オプションの効果を示したビデオについては、「バインド アンカーの埋め込み(Bury Binding Anchors)」を参照してください。
[オーバーストレッチによる壊れやすさ](Breakable By Overstretch)は、バインドが[最大距離](Maximum Distance)パラメータを保持できない場合に、バインドを解放するための一種の防御手段です。
[オーバーストレッチによる壊れやすさ](Breakable By Overstretch)オプションの効果を示したビデオについては、「オーバーストレッチによる壊れやすさ(Breakable By Overstretch)」を参照してください。