シーンの表示に必要な複数のオプションを選択できます。オブジェクトを単純なボックスとして表示したり、スムーズなシェーディングとテクスチャ マッピングでレンダリングしたりできます。必要に応じて、ビューポートごとに異なる表示方法を選択することもできます。
ボックス表示、ワイヤフレーム表示、スムーズ シェーディング
ビューポート レンダリング コントロールの使用
ビューポート レンダリング オプションはシェーディング ビューポート ラベル メニューおよび[ビューポート設定](Viewport Configuration)ダイアログ ボックスの[レンダリング方法](Rendering Method)パネルにあります。これらのコントロールを使用すると、レンダリング レベルとそのレベルに対応するオプションを設定できます。ビューポート ラベル メニューの設定はアクティブなビューポートにのみ適用されますが、[レンダリング方法](Rendering Method)パネルでは、アクティブなビューポート、すべてのビューポート、またはアクティブなビューポート以外のすべてのビューポートに設定を適用することができます。
どのレンダリング レベルを選択するかは、表示に必要な現実感、精度、表示速度によって決まります。たとえば、[バウンディング ボックス](Bounding Box)表示レベルは、シーンの複雑さによっては[シェーディング](Shaded)よりはるかに高速です。レンダリング レベルで現実感があるほど、表示速度は低下します。
レンダリング レベルを選択すると、レンダリング オプションを設定できます。さまざまなレンダリング レベルでさまざまなオプションが使用できます。
[ActiveShade]をビューポートで使用することもできます。この機能を使用すると、照明とマテリアルへの変更をすばやくプレビューできます。
ビューポート レンダリングは、[シーンをレンダリング](Render Scene)のレンダリング ボタンをクリックして生成されるレンダリングの最終結果には影響しません。
レンダリング方法と表示速度
レンダリング方法が異なると、ビュー表示の品質に影響するだけでなく、表示パフォーマンスにも大きく影響します。レンダリング レベルの品質を高くし、より現実感のあるオプションを使用するほど、表示パフォーマンスが低下します。
レンダリング方法を設定したら、表示パフォーマンスを調整する追加オプションを設定できます。コントロール オプションの 1 つである、[最適表示](Adaptive Degradation)パネルでは、現実感のあるレンダリング レベルを使用するときに、表示パフォーマンスを向上させることができます。
レンダリング方法を参照してください。