[アタッチ オプション](Attach Options)ダイアログ ボックス

異なるマテリアルが割り当てられた 2 つ以上のオブジェクトをアタッチすると、[アタッチ オプション](Attach Options)ダイアログ ボックスが表示されます。2 つのオブジェクトにサブマテリアルとマテリアル ID を組み合わせる 3 つの方法が提供されます。

インタフェース

マテリアルIDをマテリアルに一致させる

アタッチされているオブジェクトの中のマテリアル ID の数は、オブジェクトに割り当てられているサブマテリアルの数よりも多くならないように修正されます。たとえば、2 つのサブマテリアルが割り当てられている 1 つのボックスをもう 1 つのオブジェクトにアタッチすると、そのボックスは生成時に割り当てられた 6 つのマテリアル ID の代わりに、2 つのマテリアル ID を持つことになります。

マテリアルをマテリアルIDに一致させる

生成されたマルチ/サブオブジェクト マテリアルの中にあるサブマテリアルの数を調整することで、アタッチされたオブジェクトの元の ID 割り当てを保持します。たとえば、2 つのボックス(両方とも単一のマテリアルが割り当てられ、既定値として 6 つのマテリアル ID が割り当てられている)をアタッチすると、その結果は、12 のサブマテリアルを持つマルチ/サブオブジェクト マテリアルとなります(そのうちの 6 つは 1 つのボックスのマテリアルのインスタンスを含み、残りの 6 つは他のボックスのマテリアルのインスタンスを含むことになります)。元のマテリアル ID 割り当てをジオメトリの中で保持する必要があるときに、このオプションを使用してください。

注: インスタンス化されたサブマテリアルを一意にする場合は、[トラック ビュー](Track View)でそれらのトラックをハイライト表示し、[コントローラを固有にする](Make Unique)ボタンの機能を適用します。コンパクト マテリアル エディタの[個別のモディファイヤとして割り当て](Make Unique)ボタンを使用すると、一度にそれらを一意にすることができます。
マテリアルとマテリアルIDを変更しない

サブオブジェクト マテリアルの中のサブマテリアル数を調整できなくします。オブジェクトでのマテリアル ID の数がそのマルチ/サブオブジェクト マテリアルでのサブマテリアルの数より多い場合は、生成される面のマテリアルの割り当てがアタッチ操作後に変わることがあるので注意してください。

マテリアルと ID の集約

[マテリアル ID をマテリアルに一致させる](Match Material IDs To Material)オプションに影響を与えます。このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、重複しているサブマテリアルまたはオブジェクトで使用されないサブマテリアルが、アタッチ操作の結果として生成されるマルチ/サブオブジェクト マテリアルから削除されます。既定値ではチェックマークが付いています。

ヒント

  • 通常は、最初のオプションである[マテリアル ID をマテリアルに一致させる](Match Material IDs To Material)を使用し、[マテリアルと ID を集約する](Condense Material And IDs)チェック ボックスのチェックマークは付けたままにします。これによってオブジェクトの外観が保持されるため、サブマテリアルや ID の追加を最小限に抑えることができます。
  • 元のマテリアル ID の割り当てを保持する必要がある場合は、2 番目のオプションである[マテリアルをマテリアル ID に一致させる](Match Material to Material IDs)を使用してください。
  • 前のプロジェクトとの互換性を保持するために、3ds Max バージョン 1 のアタッチを繰り返す必要がなければ、3 番目のオプションを使用しないでください。
  • 後で割り当てるために保持しておきたい未使用のサブマテリアルがない限り、[マテリアルと ID を集約する](Condense Materials And IDs)チェック ボックスのチェックマークは付けたままにしてください。
  • アタッチを使用する前に、[編集](Edit)メニュー [一時保存](Hold)を行ってください。