このコマンドは、[既定値のライトをシーンに追加](Add Default Lights To Scene)ダイアログ ボックスを開きます。このダイアログ ボックスには、シーンの既定値のライトを実際のライト オブジェクトに変換するためのオプションが用意されています。
ビューポートの既定値のライトは、シーンの正面左側に配置される主光線と、背後の補助光で構成されています。
このコマンドは、[ ビューポート設定](Viewport Configuration)ダイアログ ボックス で 2 つの既定のライトを使用するように設定されている場合のみ使用できます。このように設定されている場合にこのコマンドを呼び出すと、ライトがオムニ ライトとしてシーンに追加されます。主光線と補助光のどちらか、あるいはその両方を追加できます。ライト オブジェクトには、既定のキー ライトと既定のフィル ライトという名前が付けられます。
2 本の既定値のライトは互いに反対側に置かれています。
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A 主光線がオブジェクトの正面にあり(左上)、B 補助光が後ろにあります(右下)。
すでに既定値のライトのいずれかまたは両方が追加されている場合は、警告が表示され、次のライトを追加する前に、以前の既定値のライト オブジェクトの名前を変更するか、オブジェクト自体を削除するように指示されます。
既定値のライトをオブジェクトとして追加するには:
3ds Max は一般ビューポート ラベル メニューを開きます。
ライトがビューポートに表示されます。
このチェック ボックスにチェックマークを付けると、シーンに既定値の主光線が追加されます。主光線はシーンの正面の左側に位置します。主光線は、既定のキー ライトという名前のオムニ ライトになります。既定値ではチェックマークが付いています。
このチェック ボックスにチェックマークを付けると、シーンに既定値の補助光が追加されます。補助光はシーンの背後の右側に位置します。補助光は、既定のフィル ライトという名前のオムニ ライトになります。既定値ではチェックマークが付いています。
原点(0,0,0)からライトまでの距離を指定します。既定値では、シーン内のライトの位置は固定されます。値が大きいほどライトが遠ざかりシーンが暗くなります。値を小さくするとライトが近づいてシーンが明るくなります。既定値は 1.0 で、0.0 ~ 1000.0 の値を指定できます。