プッシュ スペース ワープ

プッシュは、均等な一方向のフォースをパーティクル システムに加えます。

プッシュによってパーティクルの雲を分散

プッシュ スペース ワープは、パーティクル システムにフォースを加えます。これは、正または負の方向への均等な一方向のフォースを加えます。正の力は、油圧ジャッキのパッドの方向に移動します。力の広がりは無限大で、方向に対して垂直です。[範囲](Range)オプションを使用して制限することができます。

[プッシュ](Push)ビューポート アイコン

手順

[プッシュ](Push)スペース ワープを作成するには:

  1. [作成](Create)パネルで、 ([スペース ワープ](Space Warps))をクリックします。リストから[フォース](Forces)を選択し、[オブジェクト タイプ](Object Type)ロールアウトで[プッシュ](Push)をクリックします。
  2. ビューポートにドラッグしてサイズを定義します。

    [プッシュ](Push)ワープが油圧ジャッキ アイコンとして表示されます。

インタフェース

[タイミング](Timing)領域

[オン タイム](On Time)、[オフ タイム](Off Time)
スペース ワープが効果を開始する際のフレームと、終了する際のフレームを指定します。プッシュを加えると、時間とともにパーティクルが移動するので、キーフレームは作成されません。

[強度コントロール](Strength Control)領域

基本的なフォース
ペース ワープによって加えられる力の大きさです。
[ニュートン](Newtons)、[ポンド](Pounds)
このオプションでは、[基本的なフォース](Basic Force)編集ボックスで使用する力の単位を指定します。

1 ポンドは約 4.5 ニュートンで、1 ニュートンは 1 キログラム/平方秒です。[プッシュ](Push)をパーティクル システムに適用した場合、これらの値は主観的な意味しか持ちません。パーティクル システムで使用するビルトインの重み付け係数と時間スケールに依存しているからです。

フィードバック オン
このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、影響を受けるオブジェクトの速度に応じて、指定された[ターゲット スピード](Target Speed)を基準に力が変化します。チェックマークが付いていない場合、影響を受けるパーティクルの速度に関係なく、力は一定のままです。
反転可能
このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、パーティクルの速度が[ターゲット スピード](Target Speed)の設定を超えた場合に力が反転されます。[フィードバック オン](Feedback On)チェック ボックスにチェックマークが付いている場合にのみ有効です。
ターゲット スピード
[フィードバック](Feedback)が有効になるまでの最高速度を単位/フレームで指定します。[フィードバック オン](Feedback On)チェック ボックスにチェックマークが付いている場合にのみ有効です。
ゲイン
ターゲット スピードに近づける際のスピードの調整の速さを指定します。100% に設定した場合、補正は即座に行われます。低めに設定すると、応答は遅く「ゆるく」なります。[フィードバック オン](Feedback On)チェック ボックスにチェックマークが付いている場合にのみ有効です。
注: [ゲイン](Gain)編集ボックスを 100% 以上に設定すると、過剰補正になりますが、IK ダンピングなど他のシステム設定からのダンピングを克服するために必要になる場合があります。

[周期的変動](Periodic Variation)領域

この領域の設定は、[基本的なフォース](Basic Force)編集ボックスの値をランダムに変えることで力に変動要因を持ち込みます。ノイズ効果を出すために、2 つの波形を設定できます。

使用可能
変動を使用可能にします。
ピリオド 1
ノイズ変動が完全に循環する期間を指定します。たとえば、20 に設定すると、20 フレームにつき 1 循環となります。
振幅 1
変動の強度(パーセント)を指定します。このオプションでは、[基本的なフォース](Basic Force)編集ボックスと同じ種類の単位を使用します。
位相 1
変動パターンのオフセットを指定します。
ピリオド 2
ノイズを増大する、変動パターン(第 2 の波)を追加します。
振幅 2
第 2 の波の変動の強度(パーセント)を指定します。このオプションでは、[基本的なフォース](Basic Force)編集ボックスと同じ種類の単位を使用します。
位相 2
第 2 の波の変動パターンのオフセットを指定します。

[パーティクル効果の範囲](Particle Effect Range)領域

[プッシュ](Push)の効果の範囲を特定のボリュームに制限します。

使用可能
このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、効果の範囲は球体に制限され、三輪球で表示されます。効果は、パーティクルが球の境界に近づくほど低下します。
範囲
効果の範囲の半径を単位で指定します。

[アイコンを表示](Display Icon)領域

アイコン サイズ
[プッシュ](Push)アイコンの大きさを設定します。これは表示専用なので、プッシュ効果には影響しません。