マテリアルにカラーまたはマップをタイルとして適用します。
[タイル](Tiles)手続き型マップを使用すると、レンガや、カラーやマップを積み重ねたタイリングを作成することができます。一般的な建築用レンガのパターンもいくつか用意されていますが、カスタム パターンをデザインすることもできます。
家の壁に使用されたタイル
[タイル](Tiles)マップを使用すると、以下を実行できます。
- マテリアル エディタで使用可能な多くのマップを割り当てる
- テクスチャをロードし、パターンの中のカラーを使用する
- タイルの数を列と行で制御する
- グラウトの隙間のサイズやきめの細かさを制御する
- パターンをランダムに変化させる
- タイルの並べ方をずらして、積み方を変える
インタフェース
[標準コントロール](Standard Controls)ロールアウト
- プリセット タイプ
-
一般的な建築用のタイルの積み方またはパターンに加えて、カスタム パターンのリストが表示されます。 カスタム パターンでは、[拡張コントロール](Advanced Controls)ロールアウトの[積み方](Stacking Layout)領域のオプションを選択してパターンを独自に作成できます。積み方の例を次に示します。
フランス積み
長手積み(Fine)
スタック積み(Fine)
1/2 長手積み
長手積み
スタック積み
[拡張コントロール](Advanced Controls)ロールアウト
- テクスチャ見本を表示
- オンにすると、タイルまたは目地のテクスチャ見本が更新され、割り当てたマップが表示されます。 既定値ではチェックマークが付いています。
[タイルの設定](Tiles Setup)領域
- テクスチャ
- タイルの現在のテクスチャ マップの表示を制御します。このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、カラー見本の代わりにテクスチャがタイル パターンとして使用されます。チェックマークが付いていない場合、タイルの色が表示されます。カラー見本をクリックすると、[カラー セレクタ](Color Selector)が表示されます。
- [テクスチャ](Texture)ボタン
- タイルのマップをドラッグ アンド ドロップするターゲットとして使用します。マップが割り当てられた状態でこのボタンをクリックすると、マップのロールアウトが 3ds Max に表示されます。 マップを割り当てる前のラベルには[なし](None)と表示されます。
チェック ボックスは、マップが使用するかどうかを制御します。
- [水平方向の数]
- 1 行に並べるタイルの数を制御します。
- [垂直方向の数]
- 1 列に並べるタイルの数を制御します。
- カラーの変化
- この値を大きくすると、個々のタイル間のカラーの変化の度合いが大きくなります。範囲は 0.0 から 100.0 までです。既定値は 0.0 です。
左: [カラーの変化] = 0.0
右: [カラーの変化] = 1.0
- フェードの変化
- この値を大きくすると、個々のタイル間のカラーが「フェード」する、彩度が減少する度合いが大きくなります。範囲は 0.0 から 100.0 までです。既定値は 0.05 です。
左: [フェードの変化] = 0.05
右: [フェードの変化] = 1.0
[目地の設定](Grout Setup)領域
- テクスチャ
- グラウトの現在のテクスチャ マップの表示を制御します。このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、カラー見本の代わりにテクスチャがグラウト パターンとして使用されます。チェックマークが付いていない場合、グラウトの色が表示されます。カラー見本をクリックすると、[カラー セレクタ](Color Selector)が表示されます。
- [テクスチャ](Texture)ボタン
- グラウトのマップをドラッグ アンド ドロップするターゲットとして使用します。マップが割り当てられた状態でこのボタンをクリックすると、マップのロールアウトが 3ds Max に表示されます。 マップを割り当てる前のラベルには[なし](None)と表示されます。
チェック ボックスは、マップが使用するかどうかを制御します。
- 水平方向のずれ
- タイルの隙間にあるグラウトの水平方向のサイズを制御します。既定値では、この値は垂直方向のずれにロックされているため、どちらかを編集すると両方の値が変更されます。ロックを解除するには[ロック](lock)アイコンをクリックします。
- 垂直方向のずれ
- タイルの隙間にあるグラウトの垂直方向のサイズを制御します。既定値では、この値は水平方向のずれにロックされているため、どちらかを編集すると両方の値が変更されます。ロックを解除するには[ロック](lock)アイコンをクリックします。
- 穴(%)
- タイルを割り当てたサーフェスで、タイルを抜いて穴のように見せる部分の割合を設定します。穴の部分にはグラウトが表示されます。
- 粗さ
- グラウトのエッジの粗さを制御します。
[その他のテスト](Miscellaneous)領域
- ランダム シード
- カラーの変化のパターンをタイルにランダムに適用します。他の設定をしなくても、まったく異なるパターンを生成できます。
- テクスチャ図形をスワップ
- タイルとグラウトの間で、テクスチャ マップまたはカラーをスワップします。
[積み方](Stacking Layout)領域
注: このコントロールのグループは、[標準コントロール](Standard Controls)ロールアウト
[パターン設定](Pattern Setup)
[プリセット タイプ](Preset Type)で[カスタム タイル](Custom Tiles)が選択されている場合にのみ使用できます。
- 並べてずらす
- 2 行ごとに 1 単位の距離だけタイルをずらします。
- ランダムにずらす
- タイルのすべての行を 1 単位の距離だけランダムにずらします。
[行と列を編集](Row and Column Editing)領域
注: このコントロールのグループは、[標準コントロール](Standard Controls)ロールアウト
[パターン設定](Pattern Setup)
[プリセット タイプ](Preset Type)で[カスタム タイル](Custom Tiles)が選択されている場合にのみ使用できます。
- 行を修正
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、[行単位](Per Row)と[変更](Change)の値に基づいて行のカスタム パターンが作成されます。既定値ではチェックマークが付いていません。
- 列を修正
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、[列単位](Per Column)と[変更](Change)の値に基づいて列のカスタム パターンが作成されます。既定値ではチェックマークが付いていません。