ホーム グリッドには、杭や糸で印を付けた建築現場のような、すぐに使用できる作図平面があります。ビューポートでオブジェクトを作成すると、そのビューポートのホーム グリッド平面に配置されます。
ホーム グリッドを作図に効果的に利用するには、建築計画に合わせて杭や糸の位置を調整するように、ジョブの既定値を手動で変更しなければならないことがあります。
ホーム グリッドを使った家の配置
ホーム グリッドは単独システムであり、その 3 つの平面では、グリッド間隔と、主ライン分割に対して同じ設定値を使用します。これらの設定は、[グリッドとスナップ設定](Grid and Snap Settings)ダイアログ ボックスの 1 つのパネルで変更できます。
[ホーム グリッド](Home Grid)パネルにアクセスするには、次のいずれかの方法を実行します。
グリッドの間隔は、グリッドの最小正方形のサイズを現在設定されている単位で表したものです。基本的には、まず測定単位に対応するグリッドの間隔を選択し、その倍数単位としてより大きな間隔を設定します。
たとえば、単位をセンチメートルに設定した場合、1 つのグリッドの間隔を「1.000」(1 単位、この場合は 1 センチメートル)とすることができます。
ホーム グリッドには、グリッド正方形のグループをマークする、太い主線が表示されます。これらの線分で、測定値の上位の単位を表すことができます。
たとえば、グリッド間隔が 1 センチメートルの場合、主線間のグリッドライン数の値を 10 に設定すると、主線の間隔は 10 センチメートルになります。
グリッドが見づらい場合は、ホーム グリッドの明暗度やカラーを変更できます。[カスタマイズ](Customize)メニュー [ユーザ インタフェースをカスタマイズ](Customize User Interface) [カラー](Colors)パネルを選択します。