レンダリング機能は、環境の定義と、シーンの完成品の出力に使用します。
レンダリングするとジオメトリに色、影、照明効果などが生成されます。
既定値のバックグラウンド カラーを使用せずにシーンをレンダリングすることも可能です。[環境と効果](Environment And Effects)ダイアログ ボックス [環境](Environment)パネルを開いて、シーンのバックグラウンドの定義やフォグなどの効果を設定できます。
最終出力のサイズや品質を設定するには、[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスの多くのオプションから選択できます。プロが使用するようなフィルム プロパティやビデオ プロパティに加え、反射、アンチエイリアシング、影付きプロパティ、モーション ブラーなどの効果を完全に制御できます。
1 つのイメージだけをレンダリングするには、アニメーションの中の 1 フレームをレンダリングするように[レンダラー](renderer)で設定します。さらに、生成するイメージ ファイルの種類と 3ds Max がファイルを保存する場所を指定します。
アニメーションのレンダリングも単一イメージのレンダリングも基本は同じですが、アニメーションの場合は、連続フレームをレンダリングするようにレンダラーに設定します。アニメーションのレンダリングには、各フレームをそれぞれ別のファイルにレンダリングする方法と、AVI や MOV などの一般的なアニメーション形式にレンダリングする方法があります。