[アトリビュート ホルダー](Attribute Holder)モディファイヤを使用すると、[修正](Modify)パネルにユーザ インタフェースが表示され、カスタム アトリビュートを追加できます。
[アトリビュート ホルダー](Attribute Holder)自体は、ユーザ インタフェースのない空のモディファイヤです。インタフェースはユーザがそれに割り当てるアトリビュートのみから構成されます。[アトリビュート ホルダー](Attribute Holder)は本質的に必要最低限のものだけを装備したバージョンのパラメータ コレクターであり、カスタム アトリビュートのみを集めることができ、フローティング ダイアログ ボックスの代わりに[修正](Modify)パネルに表示されます。
手順
例: [アトリビュート ホルダー](Attribute Holder)モディファイヤでさまざまなカスタム アトリビュートを集めるには:
この手順を実行する前に、[パラメータ ワイヤリング](Parameter Wiring)ダイアログ ボックスの基本的な使用法を理解してください。
- 空のシーンに小さいボックスを追加します。1 つの辺を約 20.0 単位にしてください。
- [テーパ](Taper)モディファイヤと[アトリビュート ホルダー](Attribute Holder)モディファイヤをこの順序で適用します。
モディファイヤ スタック内で[アトリビュート ホルダー](Attribute Holder)モディファイヤがハイライト表示されている必要があります。
- [アニメーション](Animation)メニューから[パラメータ編集](Parameter Editor)を選択します。
- [パラメータ編集](Parameter Editor)の[アトリビュート](Attribute)ロールアウトで、次の設定を確認します。
- [タイプを追加](Add to Type) = 選択したオブジェクトの現在のモディファイヤ
- [パラメータ タイプ](Parameter Type) = Float
- [UI タイプ](UI Type) = Slider
- [名前](Name) = Box Height
- [フロート型 UI オプション](Float UI Options)ロールアウトでは、すべての既定値設定を維持します。
- [アトリビュート](Attribute)ロールアウトで[追加](Add)ボタンをクリックします。
[カスタム アトリビュート](Custom Attributes)ロールアウトが[修正](Modify)パネルに表示されます。これには新しい[Box Height]スライダが含まれます。
- 次のように別のアトリビュートを追加します。
- [タイプを追加](Add to Type) = 選択したオブジェクトの現在のモディファイヤ
- [パラメータ タイプ](Parameter Type) = Integer
- [UI タイプ](UI Type) = Spinner
- [名前](Name) = Box Height Segs
- [整数型 UI オプション](Integer UI Options)ロールアウト [範囲](Range) = 1 ~ 50
- Taper Amount と Taper Curve という名前の Float/Spinner アトリビュートを追加します。
[アトリビュート ホルダー](Attribute Holder)モディファイヤには 4 つのカスタム アトリビュートが含まれますが、接続していないので、何も実行されません。[パラメータ ワイヤリング](Parameter Wiring)を使用してカスタム アトリビュートを接続します。
- [パラメータ編集](Parameter Editor)ダイアログ ボックスを閉じます。
- アクティブなビューポートでボックスを右クリックし、[ワイヤ パラメータ](Wire Parameters)を選択します。表示されるポップアップ メニューから[修正オブジェクト](Modified Object) [Box (オブジェクト)](Box (Object)) [高さ](Height)を選択します。
マウス カーソルをボックスに接続する、ラバーバンドのような破線が表示されます。
- この「ワイヤ」をカスタム アトリビュートに直接接続できないため、ビューポートの空の部分をクリックします。[パラメータ ワイヤリング](Parameter Wiring)ダイアログ ボックスが開きます。
左側の階層リスト[Box01]が、そのボックスの[高さ](Height)パラメータまで展開されます。[高さ](Height)パラメータはハイライト表示されます。
- 右側で、[オブジェクト](Object) [Box01] [修正オブジェクト](Modified Object) [アトリビュート ホルダー](Attribute Holder) [カスタム アトリビュート](Custom Attributes)を展開し、[Box Height]をクリックしてハイライト表示します。
- ([双方向接続](Two-way Connection)(両方向矢印))をクリックし、[コネクト](Connect)をクリックします。
- 同様に、左側の[高さセグメント](Height Segments)を右側の Box の[Box Height Segs]に 接続します。
- [パラメータ ワイヤリング](Parameter Wiring)ダイアログ ボックスを閉じます。
- ボックスを再び右クリックして[ワイヤ パラメータ](Parameter Wiring)を選択し、[修正オブジェクト](Modified Object) [Taper] [量](Amount)を選択してからビューポートの空の部分をクリックします。[パラメータ ワイヤリング](Parameter Wiring)ダイアログ ボックスが開きます。
ダイアログ ボックスの左側で[量](Amount)パラメータがハイライト表示されています。
- 右側で[アトリビュート ホルダー](Attribute Holder)の[Taper Amount]パラメータをクリックして接続します。
- 左側の[曲率](Curvature)を右側の[Taper Curve]に接続し、ダイアログ ボックスを閉じます。
すべてのパラメータが接続されました。
- [カスタム アトリビュート](Custom Attributes)ロールアウトで値の変更を試してください。
[アトリビュート ホルダー](Attribute Holder)モディファイヤでは、モディファイヤ スタック内で切り替えずに、ボックスの作成パラメータと[テーパ](Taper)モディファイヤの設定を変更できます。この方法では、オブジェクトのモディファイヤ スタックのさまざまなレベルから、またはさまざまなオブジェクトから、必要な数のパラメータに、便利な場所からアクセスできます。
テーパを内側に曲がるように設定することはできません。[パラメータ編集](Parameter Editor)を再び開いて[編集/削除](Edit/Delete)をクリックし、[テーパ カーブ](Taper Curve)アトリビュートを修正して負の値を許可すると、内側に曲がるように設定できるようになります。ワイヤリングをやり直さなくても、変更内容はすぐに有効になります。