スキン ポーズ コマンド

最初にスキン モディファイヤがメッシュに適用されると、ボーン構造の現在のポーズがスキン ポーズとして使用されます。ボーン構造のフレーム 0 (ゼロ)以降のアニメーションでは、スキン ポーズを変更できます。スキン ポーズ コマンドにより、スキン モディファイヤの適用前でも適用後でも、スキン ポーズの変更および設定ができます。

スキン ポーズには、オブジェクトの特定の位置、回転、およびスケールが格納されます。その目的は、スキン モディファイヤのキャラクタ アセンブリのポーズを格納することにあります。ただし、スキン ポーズを任意のオブジェクトに使用して、後で取り込めるように現在の変換を格納することができます。

構造がキャラクタ アセンブリの一部であるかどうか、またはボーンがスキン モディファイヤでメッシュに割り当てられているかどうかにかかわらず、これらのコマンドは任意のオブジェクトに対して実行できます。

スキン ポーズとして設定

選択したオブジェクトの、スキン ポーズとしての現在の位置、回転、およびスケールを格納します。選択したオブジェクトがスキン モディファイヤのボーンとして割り当てられている場合、エンベロープと頂点の重みは、新しいポーズでの作業のために自動的に再計算されます。

スキン ポーズの採用

選択したオブジェクトをスキン ポーズにします。この機能は、アニメーションの段階で役に立ちます。たとえば、キャラクタをさまざまなキーフレーム上でアニメートし、フレーム 50 でスキン ポーズに戻してアニメートさせたい場合は、フレーム 50 で[オート キー](Auto Key)ボタンをオンにして、[スキン ポーズと仮定](Assume Skin Pose)をクリックします。

スキン ポーズ モード

そのスキン ポーズ内のキャラクタをポーズし、スキン ポーズをリファインできます。[スキン ポーズ モード](Skin Pose Mode)がオンのときにオブジェクトを変更すると、スキン ポーズだけが影響を受け、アニメーションは影響を受けません。[スキン ポーズ モード](Skin Pose Mode)がオフの場合、構造は現在のフレームの自分のポーズに戻ります。