これらの設定を使用すると、選択した面の ID、オフセット、タイリングといったマテリアルおよびマッピング プロパティを定義できます。
使用するには、[面](Face)サブオブジェクト レベルにアクセスし、ボディ オブジェクトの 1 つまたは複数の面を選択して設定を調整します。結果を最も分かりやすく表示するには、テクスチャ付きのマテリアルを最初に適用し、ビューポートに表示するテクスチャ マップを設定します。
ヒント: これらの設定を調整しながら、テクスチャリングの変更を最も分かりやすくするには、[ビューポート設定](Viewport Configuration)ダイアログ ボックス
[レンダリング オプション](Rendering Options)領域(キーボード ショートカット =
F2)の[選択された面をシェーディング](Shade Selected Faces)をオフにします。
これらの設定は、1 つまたは複数の面が選択されている場合にのみ使用可能になります。
- マテリアル ID
- 選択したフェースのマテリアル ID です。マルチ/サブオブジェクトのような、マルチマテリアルで使用されます。
ヒント: 3ds Max プリミティブを[結合ボディ](Join Bodies)または[ボディ カッター](Body Cutter)オブジェクトに結合してから、その後のマルチマテリアルの適用のために一部の面のマテリアル ID を変更しようとしている場合、最善の結果を得るには、最初に各プリミティブを個々にボディ オブジェクトに変換し、ボディ オブジェクトの面のマテリアル ID を変更します。
[面マッピング](Face Mapping)領域
面マテリアル マッピングは、面の UV スペースで適用されます。
- [U オフセット](U Offset)/[V オフセット](V Offset)
- U 方向または V 方向へのマテリアル オフセット。
- [U タイル](U Tiling)/[V タイル](V Tiling)
- 面に適用したマテリアルをタイリングするための U 方向または V 方向の分割数。
- 回転角度
- 適用されているマテリアルを回転する量。
- サーフェス パラメータ設定
- サーフェスをパラメータ設定する方法を指定します。これにより適用されているテクスチャでのタイリングの方法が決まります。オプションは次のとおりです。
- 円弧の長さサーフェスの辺の長さを計測し、その長さに合わせてパラメータ設定を調整します。 これは、モデル全体に対する均等なタイリングを増減するのに便利な方法です。
- ナチュラル各面の元になっている NURBS サーフェスの既定値のサーフェス パラメータ設定に合わせてタイリングします。
- [正規化値](Normalized)すべてのサーフェスが両方向に 0 ~ 1 の範囲でパラメータ設定されます。この方法は、タイリングを明示的に制御し、タイル境界で開始および終了させたい場合に推奨されます。