パーティクル モーション ブラー マップは、パーティクル システムとともに使用するように設計されています。移動率に基づいて、パーティクルの開始点と終了点の不透明度を変更します。このマップは通常、不透明度マップとして適用されますが、特殊な効果のために拡散反射光マップとして使用することもできます。
パーティクル モーション ブラーによって、移動するパーティクルがぼやける
注: パーティクル モーション ブラー マップはビューポートに表示されません。
パーティクル モーション ブラーをアクティブにするには、次の条件が必要です。
- パーティクル モーション ブラー マップは、パーティクルに割り当てられているマテリアルと同じマテリアル内になければなりません。最も良い結果を得るには不透明度マップとして割り当てます。
- パーティクル システムがパーティクル モーション ブラー マップをサポートしている必要があります。パーティクル モーション ブラーをサポートするパーティクル システムには、P アレー、P クラウド、スーパー スプレー、およびスプレーなどがあります。
- パーティクル システムの[回転と衝突](Rotation)ロールアウトの[回転軸コントロール](Spin Axis Controls)領域で、[トラベル/モーション ブラーの方向](Direction of Travel/MBlur)オプションをオンにしてください。
- これと同じ領域で[ストレッチ](Stretch)編集ボックスを 0 (ゼロ)より大きく設定し、パーティクルの速度設定に基づいて、長さのパーセントの分だけパーティクルを拡大する必要があります。
- 正しいパーティクル タイプを使用してください。モーション ブラーは一定、四辺形、メタ パーティクル、および P アレー オブジェクト フラグメントを除く、すべてのパーティクル タイプで動作します。また、[標準パーティクル](Standard Particles)カテゴリの[三角形](Triangle)および[星型](SixPoint)パーティクル タイプは、モーション ブラーでサポートされません。
- マルチ/サブオブジェクト マテリアルをパーティクル システムに割り当てることはできません。
インタフェース
- カラー #1
-
パーティクルが最低の速度になる際に、このカラーに近づきます。既定値では、このカラーは白で、不透明度マップの範囲の最後に不透明度を与えます。
- カラー #2
-
パーティクルの速度が高くなる際に、このカラーに近づきます。既定値では、このカラーは黒で、不透明度マップに透明度を与えます。
通常、これら 2 つのカラーのどちらも変更する必要はありません。
- 鋭さ
-
速度に比例して透明度を制御します。鋭さを 0 (ゼロ)に設定すると、トラベルの速度がどんなに遅くてもパーティクル全体がぼやけ、透明になります。多くの場合、既定値を使用するといいでしょう。既定値は 2.0 です。