[マテリアル/マップ ブラウザ](Material/Map Browser)パネルには、マテリアルおよびマップのほかにコントローラのエントリがあり、マテリアルをアニメートすることができます。
コントローラ ノードの例
単一のアニメートされた値を使用して複数のパラメータをコントロールできます。
コントローラ ノードを使用するには、[マテリアル/マップ ブラウザ](Material/Map Browser)からドラッグするか、またはブラウザのエントリをダブルクリックしてアクティブ ビューに追加します。追加後、そのコントローラを、アニメートしたいマテリアルまたはマップ パラメータにワイヤリングします。既定値では、スレート マテリアル エディタにはマップすることのできない「追加パラメータ」は表示されませんが、コントローラを使用する場合は表示することをお勧めします。ノードを右クリックして[スロット表示/非表示](Show/Hide Slots)を選択してください。
[標準](Standard)マテリアルのコンポーネントをマップする場合、スレート マテリアル エディタでは適切なコントローラ ノードが自動的に追加されます。たとえば、マテリアルの[拡散反射光カラー](Diffuse Color)コンポーネントにビットマップをワイヤリングする場合、[拡散反射光カラー量](Diffuse Color Amount)パラメータの[ベジェ実数](Bezier Float)コントローラも表示されます。これらのコントローラを確認するには、追加パラメータを表示する必要があります。(マテリアル ノードを右クリックして、[すべてを表示 追加パラメータ](Show All Additional Params)を選択します。)
(マップ不可能な)スカラー パラメータにワイヤリングされたコントローラ ノード
ノードをワイヤリングするときに、選択した入力ソケットがワイヤリングしようとしている出力に適していない場合、3ds Max ではソケットが赤で表示され、ワイヤリングを完了できません。マップでも同じことが起こりますが、コントローラではより高い頻度で起こります。たとえば、この図では、コントローラによって単一のスカラー値が生成されているので、このコントローラを使用して3 つの値を使用する設定(カラーなど)を制御することはできません。
値が 1 つの出力を、値が 3 つの入力にワイヤリングしようとした場合