[マルチ レイヤ](Multi-Layer)シェーダ

[マルチ レイヤ](Multi-Layer)シェーダは[異方性反射](Anisotropic)シェーダに似ていますが、これには 2 つの鏡面反射光ハイライトを制御する機能があります。ハイライトを多層化できるので、磨き上げたサーフェスや特殊効果などに適した、複雑なハイライトを作成することができます。

左上: ハイライトなし

右上: 単一ハイライト

下中央: [マルチ レイヤ](Multi-layer)シェーダによる複数のハイライト

マルチ レイヤ シェーダのハイライトは異方性反射にすることもできます。異方性反射は、2 つの垂直な方向から見たハイライトの大きさの違いを測定します。異方性反射の値が 0 (ゼロ)のときは、違いはまったくありません。ハイライトはブリンまたはフォン シェーディングの場合のように円形になります。異方性反射の値が 100 のときは違いが最大になります。1 つの方向ではハイライトは鋭角になり、もう 1 つの方向では光沢だけで制御されます。