[マルチ レイヤ](Multi-layer)ハイライトは、それぞれに異方性反射ハイライトを持つ 2 つのレイヤで構成されます。ハイライトは互いに透明です。重なり合う場所では、マルチ レイヤ シェーダが重なった色をブレンドします。
ハイライト(鏡面反射光)レイヤのサイズをスケールするには:
プレビューのハイライト カーブとハイライトの幅が変わります。[光沢](glossiness)の値 0 % でカーブの幅は最大になります。100 % では、カーブは非常に狭くなります。
ハイライト(鏡面反射光)レイヤの強度を増減するには:
プレビューのハイライト カーブとハイライトの強度が変わります。[鏡面反射光レベル](specular level)の値 0 % では、ハイライトは表示されません。100 % では、カーブは負荷のない最大の高さになります。100 % より大きい値では、カーブは過負荷になります。カーブの幅は広くなり、広くなった領域のハイライト強度は最大になります。
ハイライト カーブのシェイプは、マテリアルの鏡面反射光および拡散反射光のカラー範囲間のブレンドに影響します。カーブが深いとブレンドは少なく、鏡面反射光ハイライトのエッジは鋭くなります。
ハイライト(鏡面反射光)レイヤの形(異方性反射)を調整するには:
プレビューの白いハイライト カーブとハイライトの幅が変わります。[異方性反射](anisotropy)の値 0 % では、どちらのハイライト カーブも同じになり、ハイライトはブリンやフォン シェーディングの場合のように円形になります。[異方性反射](anisotropy)の値 100 % では、白のハイライト カーブとハイライトの幅は非常に狭くなります。
ハイライト(鏡面反射光)レイヤの方向を調整するには:
プレビュー内のハイライトは、方向の変化を表示します。ハイライト カーブの表示は変化しません。
[鏡面反射光レイヤ 1](First Specular Layer)領域と[鏡面反射光レイヤ 2](Second Specular Layer)領域には同一のコントロールがあり、それぞれ異なる設定にすることができます。
このハイライトの鏡面反射光カラーをコントロールします。鏡面反射光カラーは、輝度のあるサーフェスのハイライト カラーです。
鏡面反射光カラー マップを割り当てるには、マップ ボタンをクリックします。このボタンはショートカットです。鏡面反射光マップは、[マップ](Maps)ロールアウトでも割り当てることができます。
鏡面反射光ハイライトの強度に影響します。この値を大きくすると、ハイライトの明るさが増します。既定値では1 番目のレイヤが 5 で、2 番目のレイヤが 0 (ゼロ)です。
鏡面反射光レベル マップを割り当てるにはマップ ボタンをクリックします。このボタンはショートカットです。鏡面反射光レベル マップは、[マップ](Maps)ロールアウトでも割り当てることができます。
鏡面反射光ハイライトのサイズに影響します。この値を大きくすると、ハイライトのサイズが小さくなり、マテリアルの輝く度合いが増します。既定値では 1 番目のレイヤが 10 で、2 番目のレイヤが 25 です。
光沢マップを割り当てるにはマップ ボタンをクリックします。このボタンはショートカットです。光沢マップは、[マップ](Maps)ロールアウトでも割り当てることができます。
このハイライトの異方性反射または形を制御します。0 (ゼロ)では、ハイライトは丸くなります。100 では、ハイライトの幅は非常に狭くなります。[ハイライト](Highlight)グラフの 1 つの軸はこのパラメータの変更を反映して変化します。既定値は 0 です。
異方性反射マップを割り当てるには、このボタンをクリックします。このボタンはショートカットです。異方性反射マップは、[マップ](Maps)ロールアウトでも割り当てることができます。
ハイライトの方向を調整します。サンプル スロットは方向の変化を表示します。この値は 0 から 9,999 の範囲で度単位で指定できます。既定値は 0 です。
方向 マップを割り当てるにはマップ ボタンをクリックします。このボタンはショートカットです。方向マップは、[マップ](Maps)ロールアウトでも割り当てることができます。
2 本の交差するカーブは、レベル、光沢、および異方性反射の値の調整効果を表します。[光沢](Glossiness)の値を小さくするとカーブの幅は広がり、[鏡面反射光レベル](Specular Level)の値を大きくするとカーブの高さが増します。[異方性反射](Anisotropy)の値を調整すると、ハイライトの幅を表す白いカーブが変化します。