これらのオプションでは、[テクスチャ レンダリング](Render To Texture)によって UV が自動的に平坦になるか、ベイク処理済みテクスチャのマップ サイズが選択される場合の[テクスチャ レンダリング](Render To Texture)の動作方法を指定します。
[アンラップ マッピングの自動化](Automatic Unwrap Mapping)領域
[ベイク処理するオブジェクト](Objects To Bake)ロールアウトの[マッピング座標](Mapping Coordinates)領域で自動アンラップを使用を選択した場合は、UV をフラット化する方法のオプションが表示されます。
注: これらのコントロールは、[UVW アンラップ](Unwrap UVW)モディファイヤの[フラッテン マッピング](Flatten Mapping)ダイアログ ボックスでも表示されます。
- クラスタを回転
- クラスタのバウンディング ボックスのサイズが最小になるように、クラスタを回転します。たとえば、45 度回転した長方形のバウンディング ボックスは、90 度回転したものよりも多くの領域を占有します。既定値ではチェックマークが付いています。
- しきい値角度
- マップされる面のクラスタを決定するのに使用される角度です。既定値は 45.0 です。
面を集めてマップするときに、モディファイヤでこのパラメータを使って、クラスタに配置する面を決定します。これは、クラスタ内にある面と面の最大角度です。
高い値を指定するほどクラスタが大きくなり、それに従って歪みも大きくなります。この歪みは、テクスチャの面のプロポーションが、ジオメトリで該当する面のプロポーションからずれた結果として発生します。
- 穴部分に配置
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、大きいクラスタ内のマージンに小さいクラスタが配置され、使用可能なマッピング スペースを最も効率的に利用します。既定値ではチェックマークが付いています。
- スペース
- クラスタ間の間隔を制御します。既定値は 0.02 です。
高い値を設定するほど、クラスタ間のギャップが大きくなります。
[マップ サイズを自動化](Automatic Map Size)領域
テクスチャのレンダリングでは、マップ サイズを選択できます。自動マップ サイズは、[出力](Output)ロールアウトの切り替えボタンで有効または無効にします。この領域のコントロールでは、[マップ サイズを自動化](Automatic Map Size)が有効なときに、マップの作成方法を指定します。自動マップ サイズでは、選択範囲内にあるすべてのオブジェクトのサーフェス領域の合計を計算し、その値に[スケール](Scale)の値を掛けて、これらの寸法による四角形のテクスチャ マップを作成します。
- スケール
- 生成したテクスチャの合計サーフェス領域をスケールする数値です。既定値は 0.01 です。
- マップを 2 の n 乗に合わせる
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、マップの寸法(長さと幅)が 2 の累乗で四捨五入されます。既定値ではチェックマークが付いていません。
- 最小
- 自動的に設定されるマップ サイズ(長さと幅)の最小値(ピクセル数)です。既定値は 32 です。
- 最大
- 自動的に設定されるマップ サイズ(長さと幅)の最大値(ピクセル数)です。既定値は 1024 です。