DWF 形式にパブリッシュするときは、さまざまな選択肢があります。
[グループ化オプション](Grouping Options)領域
- オブジェクト別にグループ化オンにすると、オブジェクトは Design Review のナビゲーション ペインに、オブジェクト名またはグループ名ごとにリストされます。
- [レイヤ別にグループ化](Group by Layer)オンにすると、オブジェクトは Design Review のナビゲーション ペインに、レイヤごとにグループ化されます。
[パブリッシュ オプション](Publishing Options)領域
- オブジェクト プロパティをパブリッシュ
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、オブジェクトのプロパティ データが書き出されて Design Review に表示され、[ログ ファイルを保存](Save Log File)にチェックマークが付いている場合は、ログ ファイルに記録されます。表示されるプロパティは、オブジェクト名、レイヤ名、面の数、頂点の数、およびオブジェクトがフリーズまたは非表示になっているかどうかです。
- マテリアルをパブリッシュ
- Design Review で割り当てられたマテリアルとともに、オブジェクトを書き出します。オフの場合、基本のオブジェクト カラーでオブジェクトを書き出します。マテリアル名は書き出されません。
- 選択したオブジェクトのみをパブリッシュ
- 書き出す際に選択されたオブジェクトのみを書き出します。
- 非表示オブジェクトをパブリッシュ
- 非表示のオブジェクトが書き出され、ビューワに表示されます。このチェック ボックスにチェックマークが付いていない場合、非表示のオブジェクトまたは非表示のレイヤ上のオブジェクトは表示されません。[ログ ファイルを保存](Save Log File)にチェックマークが付いている場合、非表示のオブジェクトは、ログ ファイルに記録されます。
注: フリーズされているオブジェクトおよびフリーズされているレイヤが書き出されます。
[一般](General)領域
- DWF をビューアに表示
- オンのとき、Autodesk Design Review は自動的に書き出された DWF ファイルを開きます。オフのときは、Design Review を実行し、手動でファイルを開く必要があります。
- ビットマップを再スケール
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、ビットマップ テクスチャは、DWF ファイル内で、[最大解像度](Maximum Resolution)に設定されたサイズ(ピクセル単位)に自動的に再スケールされます。大きなテクスチャ ファイルを使用する際は、DWF ファイルのサイズを小さくするために、このチェック ボックスにチェックマークを付けてください。
注: この設定は、[マテリアルをパブリッシュ](Publish Materials)にチェックマークが付いていない場合は効果がありません。
- 最大解像度(ピクセル)
- テクスチャとして使用されるすべてのビットマップ イメージの最も長いエッジの最大長(ピクセル単位)を設定します。
注: DWF ファイルに書き出されるすべてのビットマップ イメージは、作成される DWF ファイルのサイズを小さくするために、JPG 形式に圧縮されます。
- 既定値の DWF ライトを使用
- Design Review で既定値のライトを追加するかどうかを制御できます。このチェック ボックスにチェックマークが付いていない場合、ビューワにシーンがライトなしで表示されます。そのため、シーンのオブジェクトがフラット シェーディングされ、2 次元に見える可能性があります。[テクスチャをレンダリング](Render to Texture)を使用して既にテクスチャにベイク処理されたライトがシーンに含まれている場合、[既定値の DWF ライトを使用](Use Default DWF Lights)のチェックマークをはずします。それ以外の場合は、DWF ライトを使用することをお勧めします。既定値ではチェックマークが付いています。
注: [テクスチャをレンダリング](Render to Texture)を使用した後にすべてのライトがテクスチャ マップにベイク処理されたシーンを書き出すときに、[既定値の DWF ライトを使用](Use Default DWF Lights)にチェックマークが付いている場合、Design Review でシーンが暗く表示され、シーン内のオブジェクトを軌道回転するときに、組み込みの DWF ライトのためにシーンのライトが変更されることがあります。このチェック ボックスのチェックマークをはずしておけば、シーンを移動してもライトは一定に維持されます。
- ログ ファイルを保存
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、3ds Max によってファイルの拡張子 .log が付いたテキスト ファイルが作成されます。このファイルには、書き出されたオブジェクト、オブジェクトのレイヤ、面と頂点の数、および書き出しの日時が表示されます。選択されていないオブジェクトと非表示のオブジェクトも、書き出されていないオブジェクトとして表示されます。ログ ファイル名またはファイルの場所を変更しない限り、ログ ファイルは、DWF ファイルが作成されるたびに上書きされます。既定値ではチェックマークが付いています。