この実習では、ボールトの直方体部分を構築します。投影ジオメトリと制約を使用して直方体とフレームをリンクして、両方を単一の寸法セットでコントロールできるようにします。
この実習は、「実習 2: ボールトの上面を構築する」から継続しています。
[ビュー]パネル
[SW アイソメ]をクリックします。次に、フレームの下部に参照作業平面を作成します。このビューを使用すると、次の手順を簡単に実行できるようになります。 

フレームの下部(および直方体の上部)に、参照平面を表す新しい黄色い長方形が表示されます。この参照平面は変更子にアタッチされ、フレームの厚みが調整されると移動します。

作業平面の選択を求めるプロンプトが表示されたら、フレーム オブジェクトの上部にある黄色い長方形(これは上面を表す)を選択します。

参照作業平面の選択を求めるプロンプトが表示されたら、フレーム オブジェクトの下部の辺をクリックします。

[ビュー]パネル
[SW アイソメ]をクリックします。 作業平面が Top of Box に設定され、図面が元のビューに戻ります。
[ジオメトリを追加]
[投影ジオメトリ]を選択します。変更子の選択を求めるプロンプトが表示されます。 
この結果、フレーム押し出しの下部の辺にリンクされたジオメトリが作成されます。これは、フレームの下に直方体横断を作成してフレームと位置合わせするための重要な関係となります。投影ジオメトリは緑で表示されます。

[縦断を追加]
[長方形]を選択します。長方形のポイントの選択を求めるプロンプトが表示されます。 

[条件を追加]
[等距離]を選択します。外側の長方形の左辺をクリックし、次に内側の長方形の左辺をクリックします。次に、外側の長方形の上辺をクリックし、次に内側の長方形の上辺をクリックします。左辺の外壁と内壁間の距離が上辺の外壁と内壁間の距離と常に一致するように設定されます。 

すべての辺が等しくなりました。これらの条件を設定すると、1 辺の厚みを変更してそれをすべての辺に適用できます。

[寸法を追加]
[垂線距離]を選択します。内側の長方形の線分をどれかクリックし、それと平行な外側の長方形の線分をクリックします。それらの線分のどちらかをもう一度クリックし、垂線参照オブジェクトを設定します。2 本の線分間のポイントを選択して寸法の位置を設定し、寸法値として 4 と入力します。LenA5 という新しい寸法が作成されます。この単一の寸法で直方体の壁の厚みを設定します。上の手順で等距離の条件を設定したので、この寸法で 4 辺すべてがコントロールされます。 
[条件を追加]
[一致]を選択します。外側の直方体の左上隅の黒いポイントをクリックし、次にフレームの左上隅の緑の投影ポイントをクリックします。 
黒いポイントが移動し、緑のポイントと一致します。条件によって、両方の長方形の左辺が移動し、内壁と外壁間の距離 4" が維持されます。

[ビュー]パネル
[SW アイソメ]をクリックします。[変更子]を右クリックして、[押し出しを追加]をクリックします。縦断の選択を求めるプロンプトが表示されます。 
下側に 48 インチ延びる押し出しが作成されます。


内側の押し出しは外側の押し出しより 4 インチ短くなり、これが 4 インチのフロアの厚みとなります。

[パーツ サイズを編集]ダイアログ ボックスの[モデルを更新]ボタンをクリックし、[OK]をクリックします。モデルの変更を確認します。サイズ パラメータの変更に基づいてモデルが更新されます。

このチュートリアルを続けるには、「実習 4: パーツを完成させる」に進んでください。