変更ハンドラとコールバックは、シーン オブジェクトや 3ds Max 内で発生する特定のイベントを検出するために使用します。
変更ハンドラは、各 MAXWrapper オブジェクトに適用され、そのオブジェクトで監視するアトリビュートやそのアトリビュートが変更されたときに評価する式を指定します。監視できるアトリビュートには、ジオメトリ、名前、変換、パラメータなどがあります。このハンドラは、3ds Max シーンには保存されません。
コールバックは、3ds Max 内で特定のイベントが発生する際に呼び出される 3ds Max 関数の登録で使用されます。監視可能なイベントには、タイム スライダの時間およびビューポートの再描画に対する変更があります。コールバックは、3ds Max シーンには保存されません。
MAXScript には、3ds Max のコールバック システムと自動的に関連付けられるメソッドもあります。これらの一般イベント コールバック機能メソッドは、3ds Max イベントで呼び出される 3ds Max スクリプトの登録または登録解除を行います。これらのスクリプトは、現在開いているファイルに保存することができ、削除するまでそのファイルに保存され、シーンがロードされるたびに実行されます。
3ds Max 2009 で導入されたノード イベント システムは、SDK の INodeEventCallback メソッドを直接公開し、より多くのノード関連イベント(マッピングの変更、および ノードに関連するアクションの元に戻す/やり直しなど)を捕捉できるようになりました。