時間変更コールバック機能

 

   

コールバック通知 - クイック ナビゲーション

ユーザがタイム スライダをドラッグしたり、アニメーションを再生した場合など、現在の 3ds Max アニメーション時間が変更された場合にはいつでも 1 つまたは複数の関数を呼び出すように登録することができます。以下の関数によって、このコールバックを登録または登録解除します。

registerTimeCallback <fn>
unRegisterTimeCallback <fn>

関数は必要に応じていくつでも登録できます。各関数は時間が変更されるたびに個別に呼び出されます。登録する関数に引数を指定することはできません。これらの関数は、MAXScript システム変数 currentTime を使用して、更新された現在の時間にアクセスできます。

例:

fn time_p = print currentTime
registerTimeCallback time_p

上記の例では、登録された関数は、ユーザがタイム スライダを移動させたりアニメーションを再生すると、現在の時間をリスナー ウィンドウに出力します。

特に注意すべき点

例:

fn time_cb = print currentTime
fn tcb = time_cb()
registerTimeCallback tcb

この場合、登録されたコールバック関数 tcb は実際のコールバック time_cb を(定義されているグローバル変数を参照して)呼び出します。したがって、必要に応じて何回でも time_cb() を再定義することができ、コールバックによって常に最新の定義が呼び出されます。これは、コールバックの開発とデバッグを行っている場合に便利です。

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