体積の大きい四面体をチェックするには、[カテゴリ]リストから[大きな体積]オプションを選択します。
四面体の平均体積に対し、特定の四面体の体積の比率が指定の値よりも大きい場合、その四面体を、体積が大きいと言います。既定値は 20 です。
詳細については、「体積の大きい四面体」を参照してください。
ダイアログ ボックスの要素
ダイアログ ボックスの[カテゴリ]セクションで[大きな体積]を選択すると、次のオプションが表示されます。
- 問題
- 体積の比率の限度を超えている四面体の数が表示されます。隣接する四面体がハイライト表示されます。
- 体積の大きい四面体
- 成形品内で見つかった最大比率が表示されます。
- 目標値
- この解析で使用する最大許容比率です。
- 目標数
- 解決する必要のある四面体の数です。
- レイヤーで選択表示
- [レイヤーで選択表示]ボタンをクリックすると、不良のある四面体が診断レイヤーに配置されます。これにより、メッシュを見つけて修復することが簡単になります。
ヒント: このオプションを使用すると、モデル ペインには不良のある要素のみが表示され、修復が終わるとビューから消えるので、修復の結果としてメッシュがどのように変更されたかを確認することができます。
- 修復
- [修復]ボタンを使用すると、見つかったすべての不良の修復を試み、[問題]の値を更新し、修復されたすべての要素が除去された後でモデル ペインのビューを再表示できます。
- チェックした修復
- 可能な場合は、選択したカテゴリが修復されます。
注: 反転した四面体と崩壊面は、自動的には修復されません。
- 設定
- [3D メッシュ修復の設定]ダイアログ ボックスを開きます。このダイアログ ボックスを使用して、スキャンする不良の制限値を調整することができます。
- 閉じる
- これ以上の修復を行わずにダイアログを閉じます。