ファセットされた(STL)モデルとサーフェス ラップされたモデルのメッシュ生成手順は、CAD システムから直接インポートしたモデルのメッシュ生成手順と同じです。シミュレーションに適した高品質のメッシュを生成するための要件とガイドラインは同じです。最も大きな違いは、メッシュ分布をコントロールしたり細分割するためのコントロールの配置が一部違うことです。
Autodesk® CFD は解析ジオメトリの総合的なトポロジ調査を実施し、モデル内の各エッジ、サーフェス、およびボリュームのメッシュ サイズと分割を決定します。要素サイズおよびメッシュ分割を指定する際には、幾何学的曲率、勾配、および隣接ジオメトリに対する近似性のすべてが考慮されます。
- 解析モデルの準備が大幅に簡略化され、メッシュサイズの指定に費やす時間を短縮。
- より効率的なメッシュ分割－必要な部分では細かく、可能な部分で粗くメッシュを分割。
- より優れたメッシュ品質およびメッシュサイズ変化により解の精度が向上しています。
- 解の安定性の向上－優れたメッシュサイズの変化により、良好な設定の数学的モデルを実現しています。
このボタンをクリックする場合、どの選択モード（ボリューム、サーフェス、またはエッジ）が有効になっていても特に影響はありません。
このプロセスは高速ですが、エッジ数が3,000以上のモデルでは数分かかる可能性があります。
メッシュタスク
メッシュツールにアクセスするには、設定（タブ）> セットアップタスク（パネル）> メッシュサイズ分割をクリックします。
これらのツールはメッシュの定義、変更、プレビューに使用します。
自動メッシュサイズ分割を適用するには
自動サイズを適用するには、次の複数の方法があります。
- [自動メッシュサイズ]状況依存パネルから、[自動サイズ]をクリックします。
- マウス左ボタンでモデルまたはモデル近辺をクリックし、状況依存ツールバーの自動アイコンをクリックします。
- グラフィックウィンドウ内またはザインスタディバーのメッシュサイズブランチで右クリックし、編集...をクリックします。[メッシュ設定]クイック編集ダイアログの[自動サイズ]をクリックします。
メッシュ作成ツールにアクセスするには
[メッシュ設定]ダイアログ ボックスの[自動サイズ]タブにあるコントロールを使用して、パーツの省略をコントロールしたり、メッシュ分布をカスタマイズします。これらのツールの一部は、状況依存ツールバーを左クリックして、[自動サイズ]コンテキスト パネルからアクセスすることができます。
モデルから直接的にメッシュを変更するには
モデルのメッシュ分布を変更するには
- 部品を選択します。
- [メッシュ設定]クイック編集ダイアログを開きます。
- [自動サイズの基準]パラメータに対し、適切な変更を行います。
- 選択したパーツの分布を細分割します。
次のトピックには、サーフェス ラップおよびファセットされているモデルに対して自動メッシュ サイズ機能を効率良く使用するための追加情報が含まれています。