このチュートリアルでは、キャラクタのスキン処理について学びます。はじめに、[スキン](Skin)モディファイヤを使用して、CAT からメッシュベースのキャラクタ モデルにキャラクタ スケルトンを適用します。その後、[スキン](Skin)モディファイヤの機能を使って各頂点の重みを設定して、キャラクタ モデルとキャラクタ スケルトンの関係を微調整します。この導入部のレッスンでは分かりづらい用語についても 1 つ 1 つ説明していきますので、スキン処理に慣れていなくても心配いりません。
また、このチュートリアルの最後のレッスンでは、メッシュやリグを変更した場合のスキン処理されたキャラクタの調整方法と、解像度の異なるモデル間でスキン データをすばやく転送する方法も紹介します。この方法でスキン データを転送すれば、ポリゴン数の異なる似たようなキャラクタをきわめて短時間でスキン処理することができます。
このチュートリアルでは、以下について学習します。
- [スキン](Skin)モディファイヤを使用して、リグからキャラクタ メッシュにアニメーションを転送する
- 関節やその他の可動パーツの頂点の重み付けを調整してアニメーションを修正する
- メッシュとリグの変更に対処する
- 解像度の異なるキャラクタ メッシュ間でアニメーションを転送する
スキル レベル: 中級 ～ 上級
所要時間: 4 時間
このチュートリアルの準備
- チュートリアルのファイル(MAX シーンやその他のアセット)をまだダウンロードしていない場合は、開始する前にダウンロードし、 \Autodesk 3ds Max 2018 tutorials というプロジェクト フォルダに解凍します。 「チュートリアル ファイルの保存場所」を参照してください。
- をクリックし、現在のプロジェクトを Autodesk 3ds Max 2018 Tutorials に設定します。