AutoCAD® Civil 3D® 2018.2 Update には、次の新機能および拡張機能が含まれています。
設計作業の効率性の改善
- 縦断レイアウトの方向: [固定接線(2 点)]コマンド、および[接線を引く]コマンドと[接線を引く(曲線あり)]コマンドを使用するときに、左から右、または右から左の方向に固定縦断接線とレイアウト縦断を描画します。以前は、これらのコマンドでは左から右のレイアウト方向を使用する必要がありました。
左から右のレイアウト 右から左のレイアウト(新しい動作) 
詳細については、「概要 - レイアウト縦断を作成する」を参照してください。
- オフセット縦断勾配摺り付け区間の縦断曲線: オフセット縦断の勾配摺り付け区間に縦断曲線が作成されるようになりました。以前は、親縦断内の縦断曲線がある場所に、縦断曲線の代わりに勾配摺り付け区間内の接線セグメントを使用してオフセット縦断が作成されていました。詳細については、「概要 - オフセット縦断の作成」を参照してください。
- 待避線と渡り線に関するコマンド: 待避線と渡り線に関するコマンドを使用して待避線と渡り線の作成と編集を行います。
- サブアセンブリ: このリリースにはサブアセンブリのセットが含まれています。これには、新しいサブアセンブリ、および以前に AutoCAD Civil 3D 2017 v1 Enhancements リリースに含まれていたサブアセンブリが含まれます。
注: サブアセンブリにアクセスするには、この Productivity Pack のインストール後に、PKT ファイルをツール パレットに読み込む必要があります。詳細については、「サブアセンブリ PKT ファイルをツール パレットに追加するには」を参照してください。 - 圧力管ネットワーク コンテンツ: このリリースには、新しい圧力管ネットワーク コンテンツが含まれています。
次のメートル法のコンテンツが含まれています。
パーツ メートル法(ダクタイル鉄) メートル法(ポリエチレン(PE)) メートル法(ポリ塩化ビニル(PVC)) メートル法(鋼) エルボ x x x x T 形 x x x x カップリング x x x x レジューサ x x x x 端部キャップ x x バルブ - エア x x x x バルブ - バタフライ x x x x バルブ - 逆止め x x x x バルブ - ゲート x x x x バルブ - グローブ x x x x 消火栓 - 地上 x x x x 消火栓 - 地下 x x x x 次のヤード ポンド法のコンテンツが含まれています。
パーツ Imperial_AWWA_Flanged Imperial_AWWA_HDPE Imperial_AWWA_PVC Imperial_AWWA_Steel 複合エア バルブ x x x x チェック バルブ(スイング) x x x x プラグ バルブ(ロング ボディ) x x x x プラグ バルブ(ショート ボディ) x x x x ボール バルブ(メタル着座) x x x x ゲート バルブ(MJF、バイパス付き) x ゲート バルブ(MJF、バイパスなし) x ゲート バルブ(MJxMJ BELL) x ゲート バルブ(PFS) x 消火栓(埋め込み深さ 42 インチ、MJ) x x x x 消火栓(埋め込み深さ 48 インチ、MJ) x x x x 消火栓(埋め込み深さ 54 インチ、MJ) x x x x 消火栓(埋め込み深さ 60 インチ、MJ) x x x x 消火栓(埋め込み深さ 66 インチ、MJ) x x x x 消火栓(埋め込み深さ 72 インチ、MJ) x x x x パイプ x 圧力管ネットワーク カタログを指定する方法とパーツ リストを設定する方法については、「圧力管ネットワーク カタログを指定するには」と「圧力管ネットワーク パーツ リストを使用するには」を参照してください。
図面作成作業の効率性の改善
- 横断ビューでの 3D ソリッド横断の外観のコントロール: 3D ソリッド レイヤのプロパティを変更することによって、<Section> スタイル オプションを使用する 3D ソリッド横断の外観をコントロールします。たとえば、<Section> オプションを使用する 3D ソリッド横断の色は、ソリッドに関連付けられた投影スタイルではなく 3D ソリッドに関連付けられたレイヤの色によってコントロールされるようになりました。
詳細については、「概要 - 横断ビューの投影と交差のスタイル」および「横断ビューの投影スタイルと交差スタイルを使用するには」を参照してください。
- 投影と交差の設定を指定する際の複数オブジェクト選択: [投影と交差の出力表示オプション]ダイアログ ボックスと[横断ビュー プロパティ]ダイアログ ボックスの[投影と交差]タブで、選択した複数のオブジェクトのスタイルまたは標高の設定を変更します。[Shift]+クリックまたは[Ctrl]+クリックを使用して複数のオブジェクトを選択し、選択したセルのいずれかをクリックすると、選択したオブジェクトすべての設定を変更できます。詳細については、「[投影と交差の出力表示オプション]ダイアログ ボックス」と「[投影と交差]タブ([横断ビュー プロパティ]ダイアログ ボックス)」を参照してください。
コラボレーションとデータ交換の更新
- Autodesk Civil Engineering Data Translator: AutoCAD® Civil 3D® のファイルを Bentley® GEOPAK® や Bentley® InRoads® で使用できるファイルに変換したり、GEOPAK のファイルや InRoads のファイルを AutoCAD Civil 3D で使用できるファイルに変換することができます。詳細については、「Autodesk Civil Engineering Data Translator の概要」を参照してください。