クランプ回避ダイアログ

加工初期設定 ダイアログ、フライス加工 ページの クランプ回避 をクリックして、クランプ回避 ダイアログを表示します。

自動クランプ回避 - クランプとして設定したソリッドを、自動的に回避します。ソリッドをクランプとして設定するには、パーツ ビュー でソリッドを右クリックして、コンテキスト メニューから ソリッドをクランプとして使用 を選択します。

注: このオプションは、2.5D の NT スタイル ツールパスと、3D ツールパスに適用されます。2.5D のパーツでこのオプションを使用する場合、荒加工と仕上げ工程の両方に NT ツールパスを指定しなければなりません。

仕上げ代 - クランプの周りに残しておく材料の量を入力します。

軸方向仕上げ代 - 軸方向と径方向に異なる仕上げ代を設定する場合、このオプションを選択して、クランプの周りに残しておく、材料の軸方向(XY)の量を入力します。軸方向仕上げ代 を設定した場合、仕上げ代 の値は径方向(Z)のみに適用されます。

2D フィーチャーでは 軸方向仕上げ代 は無視され、仕上げ代 が軸方向と径方向の仕上げ代として用いられます。

この例では、4 つのクランプでパーツを固定しています。

自動クランプ回避 が選択されていない場合、ピンクの箇所でクランプとの干渉が発生します。

拡大すると、クランプの前面がカットされていることが分かります。

自動クランプ回避 を選択して、クランプを回避します。

クランプの周りに材料が残されていることが分かります。