2D インポートできるように 3D AutoCAD データを単純化

AutoCAD モデルの多くは、3DSOLID や BODY など、レベルの高いオブジェクトから構成されています。FeatureCAM 3D、または、ソリッド インポートのライセンスを所有されている場合、これらの要素を FeatureCAM に直接インポートすることができます。所有されていない場合、インポートの前にこれらのデータを単純化しておかなければなりません。

3DSOLID を作成するのに使用された図形データをインポートするには、モデルを選択し、EXPLODE コマンド、または、[作成] タブ > [ソリッド] パネル > [加工] > [サーフェス展開] から、モデルのデータ削減を繰り返してプリミティブ要素に変換します。

ソリッドの展開時には、ラインや円の複製が作成されることがよくあります。2 つのフェースが共有するエッジは、必ず複製されてしまいます。こうした複製はダブルクリックによる図形データ連接の妨げとなるため、次のように対処します。

次の方法で、図形データがインポートされたかどうかを確認します。

  1. ライン、または、円を選択します。
  2. ステータス バーに表示される、オブジェクトの名前を確認します。インポートされたラインには _ln から、インポートされた円には _circ から始まる名前が付きます。
  3. もう一度オブジェクトを選択します。
  4. 同じ名前がステータス バーに表示されるかどうかを確認します。
  5. 同じオブジェクトを選択したのに複製の名前が表示された場合、その複製分を削除します。

AutoCAD モデルにレイヤーが含まれている場合、それらのレイヤーはインポートした後も保持されます。