通常、セットアップは、セットアップごとのプログラムを出力します。次の例のように、パーツがマシンの 4 軸周りを単純に回転するだけの場合、割り出しを使用してすべてのセットアップを 1 つのプログラムに統合し、4 軸を使用して各セットアップを適切な位置に回転することができます。
割り出しは、ストック軸の X 軸、または、Y 軸周りで実行されます。使用するポスト プロセッサーの割り出し軸は、パーツの割り出し軸と一致していなければなりません。対応する各セットアップの軸は、割り出し軸と平行でなければなりません。ワールド座標の X 軸周りで割り出す場合、各セットアップの X 軸はストック軸と平行でなければなりません。
割り出しの際、パーツ ドキュメントはすべてのセットアップを統合したものとなります。つまり、工程リスト、工具リスト、NC データが 1 つずつ作成されることになります。
フィーチャーの位置を指定 する際は、XYZ 座標、または、極座標を使用します。
注: ヴァーチカル Mill/Turn ドキュメントを使用して、フライス加工セットアップと旋削加工セットアップを組み合わせることができます。