部屋面積と容積
Revit LT
では部屋の面積と容積を計算し、集計表やタグに情報を表示することができます。
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(面積と容積の計算)
このセクションの内容
部屋面積について
部屋面積は、部屋のプロパティ パレット、タグ、集計表に表示されます。
部屋の算定高さについて
Revit LT
は、部屋のベース レベルから設定した高さで、部屋の周長を計測します。この距離が算定高さです。
部屋の容積について
部屋の容積は、部屋のプロパティ パレット、タグ、集計表に表示されます。
部屋の容積の計算方法
Revit LT
が部屋の容積を決定する方法について学習します。
部屋の高さについて
Revit LT
は、部屋の高さを使用して、部屋の容積を計算します。
部屋容積の計算における天井と床について
部屋の高さが部屋の上下の境界要素に届かない場合、
Revit LT
では、指定した上下の境界を使用して、部屋の高さとその容積が計算されます。
部屋容積の計算に影響を与える状況
場合によっては、
Revit LT
が算出する部屋の容積に、その部屋特有の形状が反映されないことがあります。
部屋の上側境界の設定について
部屋の上側境界の設定は、[上部レベル]パラメータと[オフセット(上部レベル)]パラメータにより行います。
部屋の下側境界の設定について
部屋の下側境界の設定は、[レベル]パラメータと[基準レベル オフセット]パラメータにより行います。
部屋面積の境界の基準を変更する
Revit LT
の既定では、部屋面積は壁の仕上げを境界として計算されます。境界は、壁の中心、壁の躯体面、壁の躯体芯のいずれかに変更できます。
部屋の算定高さを変更する
部屋に傾斜する壁が含まれている場合は、部屋面積と容積の結果がより正確になるように、算定高さを調節することを検討してください。
部屋の容積の計算を有効にする
プロパティ パレットで部屋の容積を表示するには、タグおよび部屋の集計表で容積計算を有効にします。
グラフィックスを使用して部屋の高さを変更する
断面図ビューでは、グラフィックスを使用して部屋の上下の境界を調整することにより、部屋の高さを変更できます。
親トピック:
部屋
関連概念
部屋の境界
部屋タグ
トラブルシューティング: 部屋
エリア分析
部屋について
フロアまたはレベルにまたがる部屋について
フェーズに固有の部屋と境界について
フェーズ固有の部屋の集計表の作成について
フェーズ固有の部屋とリンク モデルについて
部屋を選択する
フェーズ間で部屋をコピーする
部屋を削除する
部屋インスタンス プロパティ
関連タスク
部屋を作成する
部屋を自動的に配置する
部屋の表示をコントロールする