イメージ タイル メニューの目的は、ユーザが文字ではなくグラフィカル シンボルを選択する必要があるときにイメージを提供することです。イメージ タイルとイメージ タイル スライドを作成、編集、追加できます。
イメージ タイルのダイアログ ボックスには、一度に 20 個ずつイメージが表示されます。このとき、そのスライド ファイル名や関連付けられたテキストを含む、スクロールするボックスも表示されます。イメージ タイル ダイアログ ボックスに 20 枚以上のスライドが含まれていると、20 枚以降のスライドは新しいページに追加されます。[次へ]ボタンと[前へ]ボタンが表示されるので、ユーザは、イメージの各ページに移ることができます。
イメージ タイトル メニューの例を次に示します。
イメージ タイル メニューは、[ユーザ インタフェースをカスタマイズ] (CUI)エディタを使用して定義します。イメージ タイル メニューのプロパティを次の表に示します。
[タイル ビューポート レイアウト]イメージ タイル メニューのプロパティ |
||
---|---|---|
[プロパティ]ペインの項目 |
説明 |
例 |
[名前] |
このダイアログ ボックスのタイトルとして使用される文字列です。 |
タイル ビューポート レイアウト |
[説明] |
要素を説明する文字列で、ユーザ インタフェースには表示されません。 |
|
[エイリアス] |
イメージ タイル メニューのエイリアスを指定します。…[...]ボタンをクリックすると、[エイリアス]ダイアログ ボックスが表示されます。CUIx ファイルのそれぞれのエイリアスは一意でなければなりません。エイリアスはイメージ タイル メニューをプログラムから参照するために使用されます。 |
image_vporti |
イメージ タイル スライドのプロパティを次の表に示します。
[タイトル ビューポート レイアウト]イメージ タイル メニューの[4 分割: 等分]タイル スライドのプロパティ |
||
---|---|---|
[プロパティ]ペインの項目 |
説明 |
例 |
[名前] |
イメージ タイル メニュー ダイアログ ボックスの左側のリスト ボックスに表示される文字列です。この文字列は、英数字でなければなりません。ダッシュ(-)またはアンダースコア(_)以外の記号は使用できません。 |
4 分割: 等分 |
[コマンド名] |
[コマンド一覧]ペインに表示されるコマンドの名前。 |
タイル ビューポート、4 分割: 等分 |
[説明] |
要素を説明する文字列で、ユーザ インタフェースには表示されません。 |
|
[マクロ] |
コマンドのマクロです。この後に標準のマクロ構文が続きます。 |
^C^C(ai_tiledvp 4 nil) |
[要素 ID] |
コマンドを識別する一意なタグです。 |
MM_0427 |
[スライド ライブラリ] |
複数のスライドで構成されたファイルで、slidelib.exe ユーティリティを使用して作成します。 |
acad |
[スライド ラベル] |
スライド ライブラリに含まれるスライドの名前、または個々に格納されているスライド イメージの名前。 |
vport-4 |
アプリケーションで作成したスライドはすべて、イメージとして使用できます。次に、イメージ タイル メニュー用のスライドを作成する場合の注意点を示します。
イメージは、3:2(幅 3 単位に対して高さ 2 単位)の縦横比で表示されます。作図領域が別の縦横比だと、イメージ タイル メニューでイメージ スライドを中央に表示するのが難しくなることがあります。3:2 の縦横比の浮動ビューポート内で作業すると、イメージの位置を決めることができ、イメージ タイル メニューに表示されるときと同様に表示できます。