概要 - リボンのボタンの表示をコントロールする

リボンのボタンの表示方法により、プログラムで使用可能かどうかを示すことができます。

リボン ボタンは、次のように表示することができます。

注: リボンのボタンをマーク表示するために "~" または "!." をコマンド名の前に置くことはできないため、DIESEL 式の内部に置く必要があります。

リボンのボタンをグレー表示(無効表示)する

DIESEL 文字列式を使用することによって、リボンのボタンをグレー表示することができます。

グレー表示にすると、リボンのボタンに関連付けられたマクロやサブメニューにはアクセスできなくなります。

他のコマンドがアクティブである間マクロを無効にするには、[プロパティ]ペインの[マクロ]プロパティに次の DIESEL 文字列式を入力します。

$(if,$(getvar,cmdactive),~)MOVE^C^C_move

AutoLISP の menucmd 関数を使用して、マクロや AutoLISP アプリケーショ から項目を使用可能にしたり使用不可にすることもできます。(AutoCAD LT では使用できません)。

リボンのボタンをマーク表示する

DIESEL 文字列式を使用することによって、リボンのボタンをマーク表示することができます。

リボンのボタンをマーク表示すると、イメージの周囲に境界線が表示されます。

DIESEL 文字列式を使用して、リボン ボタンが表示されるたびに、条件に応じてマークを表示することができます。たとえば、[プロパティ]ペインの[マクロ]プロパティに次の DIESEL 文字列を追加すると、関連システム変数が有効であるリボン ボタンがハイライト表示されます。

$(if,$(getvar,orthomode),!.)Ortho^O
$(if,$(getvar,snapmode),!.)Snap^B
$(if,$(getvar,gridmode),!.)Grid^G

リボンのボタンを使用不可にし、同時にマーク表示する

次のいずれかの操作を行うことによって、リボンのボタンを使用不可にすると同時にマーク表示することができます。

~!.labeltext
!.~labeltext