ディジタイザ/タブレットの最大 4 つの領域をコマンド入力用のメニュー領域として設定したり、タブレットのボタンをカスタマイズすることができます。
タブレット メニュー領域は、TABLET[タブレット設定]コマンドの[メニュー領域設定(CF)]オプションで定義し、サイズが均一のメニュー選択ボックスに分割されます。ボックスのサイズは、その領域で指定する列数および行数で決まります。これらのタブレット メニュー選択ボックスは、左から右、上から下の順序で、タブレット セクション ラベル以降の行に直接対応します(テキストがあるかどうかは関係ありません)。カスタマイズ可能な 4 つのタブレット メニューがあり、[タブレット メニュー 1]から[タブレット メニュー 4]までのラベルが付いています。
たとえば、5 列 4 行のメニュー領域を設定すると、行ラベルの直後の行のコマンドは、最上行の左端の選択ボックスに対応します。各タブレット セクションで最大 32,766 のコマンドを認識できるので、どのようなタブレット メニューにも十分に対応可能です。
この領域のコマンド ラベルは、タブレット テンプレートの上段の 225 個のボックスに対応します(行 A から I までと列 1 から 25 まで)。マクロは、標準のコマンド構文を使用して追加できます。
次の表に、[プロパティ]ペインに表示される、[クリック]マウス ボタンのプロパティを示します。
[タブレット メニュー 1]のプロパティ |
||
---|---|---|
[プロパティ]ペインの項目 |
説明 |
例 |
[エイリアス] |
タブレット メニューのエイリアスを指定します。…[...]ボタンをクリックすると、[エイリアス]ダイアログ ボックスが表示されます。CUIx ファイルのそれぞれのエイリアスは一意でなければなりません。エイリアスは、タブレット メニューをプログラムから参照するために使用されます。 |
TABLET1, TABLET1STD |
[行] |
タブレット メニューとしてカスタマイズできる行の数。 |
9 |
[列] |
タブレット メニューとしてカスタマイズできる列の数。 |
25 |
タブレット ボタンとは、ポインティング デバイス(ディジタイザ タブレットで使用されるパック)のボタンのことです。パックは種々の形状、サイズおよびボタン設定で提供されます。第 1 ボタン以外のすべてのボタンをカスタマイズできます。
ハードウェアの製造元によっては、少し違ったボタン レイアウトを使用したパックを提供していることがあります。あるパックは、左上隅の第 1 ボタンから開始され、1 から F が割り当てられていますが、他のパックでは左上隅から開始され、別の番号体系が割り当てられています。
タブレット ボタンは、マウス ボタンのカスタマイズと同じ手順でカスタマイズします。